「ヴァレンティノ(VALENTINO)」はポップアップショップを伊勢丹新宿店メンズ館3階にオープンした。期間は4月22日まで。現在、国内でヴァレンティノのメンズだけを扱うショップは同店のみ。
店頭では、14SSの新作コレクションをラインアップ。目を引くのは、グリーン、イエロー、オレンジなどビビッドなネオンカラーを使ったカモフラージュ柄のアイテム達だ。
13SSでデビューして以来人気のスニーカー「ロックランナー(Rockrunner)」(7万9,800円)は、アッパーのファブリックにレザーをヒートボンディング(熱接着加工)で施し、更にカモフラ柄をプリントした。かかと部分にはラバーのスタッズがあしらわれている。同じくカモフラ柄で、スタッズが施されたサンダル(2万9,400円)は、ブラジルのビーチサンダルブランド「ハワイアナス(havaianas)」とのコラボレーションによるもの。
その他にも、リバーシブルのトートバッグ(15万6,450円)、バックパック(20万5,800円)、Tシャツ(3万6,750円)、財布やカードケースなどの小物といったカモフラ柄のアイテムを取りそろえる。
ウエアのコーナーには、ランウエイショーで披露されたコレクションが並ぶ。軽くて柔らかな日本製の麻混デニムを使ったシリーズは、カラーブロッキングが特徴。フロントとバックで異なる色のデニムを使用した他、インターシャでグラフィカルな模様をサイドに施している。
また、スニーカーと同様にヒートボンディングしたレザーパーツがアクセントになったトップスや、ダブルフェイスのカットソー、経糸だけにプリントする技術を用いて表現されたフラワープリントアイテム、カモフラ柄のジャカード生地を使ったアイテムなどもそろう。
「今までヴァレンティノというとスーツなどの重衣料のイメージが強かったと思うが、今回はTシャツやポロシャツなどもカジュアルなアイテムも取りそろえた。オーソドックスでエレガントなパターンでありながら、カラーブロッキングや異素材をミックスさせることで、上品さやスタイリッシュさを残しつつ、ディテールで遊び心を表現している。ヴァレンティノの服作りのテーマの一つ『スリーク(滑らかさ)』を表現するヒートボンディング使いにも注目してほしい」とヴァレンティノ ジャパン担当者は語る。