誰もが一度は美味しいものを気が済むまで食べたい! と願ったことがあるはず。そんな願いを叶えてくれるプロジェクトが、先日9月3日から4日にかけてイギリスで行われた。
考案者は、ここ最近では部屋全体にアルコールを霧状に行き渡らせ、呼吸をするだけで酔える画期的なバー「Alcoholic Architecture」のプロジェクトを手がけたイギリスのクリエイティブ・デュオ「Bompas & Parr」。今回、彼らとhttp://bespokeoffers.co.uk/がタッグを組んで行われたのが「The 200 Club」というプロジェクト。この計画は、なんと24時間ぶっ通しで200皿の料理を提供する一日限りの特別なものだ。
コースは全10部に分かれ、それぞれ20皿が提供される。チケットはコースを一部だけ楽しめるものからフルコースを楽しめるものが販売され、イベントには43名が参加した。24時間で200皿が提供されることを単純に計算すると、1皿が提供される平均時間は約7分。その料理たちは8人の名うてのシェフたちにより丁寧に作り上げられたという。10部のコースは「Yellow Breakfast」、「Green Lunch」、「Blue Afternoon Snack」など色をテーマにしたもので、料理もその色を忍ばせたものを中心に構成された。
参加者からは「コースの途中で自信がなくなりそうになった時間もあったけど、達成した時は自分が誇らしくなったよ! それに、満腹だよ!」という声も聞け、一生に一度の経験としてプロジェクトを楽しんだようだ。
「Bompas & Parr」は前述のアルコールの霧を吸うバー「Alcoholic Architecture」の他にも人口の溶岩でステーキを焼いた「Cooking With Lava」など、思いついたとしても誰も実践できなかったようなプロジェクトを過去にいくつも行っており、これから先も画期的で思わずニヤッとさせられそうなプロジェクトを計画してくれるはずだ。
※本記事は(引用元:http://www.bompasandparr.com http://www.bespokeoffers.co.uk)に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。