“世界最古の薬局”とも言われるハーブ・ボディケアブランド、サンタ・マリア・ノヴェッラ(Santa Maria Novella)が11月1日、フィレンツェと京都の姉妹都市50周年を記念したフレグランス「オーデコロン チンクアンタ」(100ml 税込2万1,600円)を発売する。
日本が誇る古都・京都と、ルネッサンス文化の面影が残るフィレンツェが1965年9月に姉妹都市として提携してから50周年を迎える今年。7月にはフィレンツェにて50周年記念式典が開催され、両都市のさらなる友好交流を深める再確認書の調印式も行われた。
姉妹都市50周年を記念して、今回発売される同フレグランスのパッケージには、国内外で活動する画家の笹倉鉄平による情景画を採用。松籟庭園から見える古都の街並みと、大聖堂の丸屋根が印象的なフィレンツェの歴史的風景が1枚の作品の中に描かれている。香りは、クチナシ、オレンジフラワー、ティアレによるトップノートから始まり、ムスクとアンバーが高貴なラストノートへと導いていく。
なお、50周年記念事業の一環として、同フレグランスのパッケージを手掛けた笹倉鉄平の個展が、2月に京都・高台寺の北書院、6月にフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラのギャラリーにて開催された。今秋には、同フレグランスのパッケージの原画も登場する、これら2つの個展を再現する巡回展が日本各地で行われる予定だ。