イザベル マラン エトワールの世界初の店舗が、9月4日グランフロント大阪南館1階にオープンした。
イザベル・マランのリアルクローズラインとして1999年にスタートした同ブランドは、イタリア、リトアニア、ポーランド、ブルガリアなどヨーロッパを中心に、チュニジア、インド、中国など世界各国で生産することで、アフォーダブルな価格帯で展開。ネームタグの下に生産地表示のタグが付けられ、イザベルらしい美学が反映されている。
新店舗は通路に面したファサードを大きく取り、グラスファイバー樹脂とメタル、タイベックなどの素材と籐のシーリングの対比が特徴的な空間。2012年にオープンした表参道のフラッグシップショップとはまた違ったモダンなストアコンセプトとなっている。
オープン記念として、イザベルのショップディスプレイやTシャツなどでもしばしばコラボしているデザイナー、アーノルド・ゴロンがイラストを手掛けたTシャツ、クラッチバッグが限定販売。同イラストがプリントされたソックスが入ったベンダーが店内に設置され、キャンペーン期間中は誰でもコインでソックスサービスが楽しめる。
イザベル・マランは1994年にパリの合同展アトモスフェールで発表したデビューコレクションが認められ、当時ヨーロッパの新人デザイナーを招聘してショーを開催していた大阪コレクションから招待を受け、同年11月に大阪市中央公会堂でディーチェ・カヤック(DICE KAYEK)等とジョイントショーを開催。今回21年ぶりに大阪への凱旋、ショップオープンとなった。