イギリス発の香水ブランド「エセントリック・モレキュールズ(escentric molecules)」が、新フレグランス「モレキュール03」を8月29日に発売する。
エセントリック・モレキュールズは、ディーゼルなどのヒットフレグランスを手掛けてきた調香師ゲザ・ショーエンとイギリスのブランディング会社「This Company」のディレクター・ジェフとデザイン会社「Me Company」によって2006年に設立。style.comのティム・ブランクスも監修を担当している。
一般にフレグランスには50から200種類の成分が調合されているが、同ブランドのフレグランスは、単一の合成香料を高濃度に抽出しているのが特徴。ブランドを代表する「モレキュール01」も、“Iso E Super”という合成香料を100%使用したことで話題を呼んだ。
モレキュール03もまた、天然に存在しない“ベチベルアセテート”という合成香料を高濃度100%で使用。その香りはイネ科の草本「ベチバー」に似ており、懐かしくも心惹かれるウッディーな香りの奥に、しっかりと根を張っているような芯の強さを感じさせる。価格は100mlで1万6,000円。
また、既存のフレグランスも含めた同ブランドの五つのフレグランスについて、トラベル向けのカラーボックスも同時発売。こちらは容量30mlで、価格は各9,000円。