株式会社イッセイ ミヤケは7月1日、東京・銀座4丁目のレンガ通りに「イッセイ ミヤケ ギンザ(ISSEY MIYAKE GINZA)」(東京都中央区銀座4-3-6)をオープンした。1階と2階の2フロアで、店舗面積は約295平方メートル。イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)やイッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)のコレクションラインから香水、時計、メガネまで6ブランドがそろっている。
同社はガス灯通りにエルトブ テップ イッセイ ミヤケ ギンザ(ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE GINZA)を展開しているが、今回のオープンは銀座エリアでの新展開に向けたもの。エルトブ テップ イッセイ ミヤケ ギンザは7月10日から店舗改装を行い、9月初旬から名称もイッセイ ミヤケ ギンザとしてリニューアルオープン。二つのイッセイ ミヤケ ギンザからものづくりの楽しさを発信し、相乗効果を狙うとともに、路面店であることを生かして新しい顧客や海外から来日する観光客なども獲得したい考えだ。
深いブルーを基調にした落ち着いた空間デザインは、深澤直人が手がけたもの。
コレクションラインを中心とした店内は、中央に深澤がデザインした大きなソファーベンチを置き、座ったままフロア全体を見渡すことができるなど、ゆったりとした時間を楽しめるメゾネットスタイルのショップになっている。また、世界観をよりわかりやすく表現するため、外観のガラスのフレームにあわせてアルミの壁を立て、区切られた空間ごとにテーマを設定し服を展開していることや、日本の伝統的な色である「茄子紺」と呼ばれる深い青を使った壁や階段なども特徴だ。
赤いソファーベンチを置いた1階は、イッセイ ミヤケ、132 5. ISSEY MIYAKE、
イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)などウィメンズを中心としたフロア。
一方、グレーのソファーベンチを置いた2階は、イッセイ ミヤケ メン、132 5. ISSEY MIYAKEのメンズ、イッセイ ミヤケ ウオッチ(ISSEY MIYAKE WATCH)、
イッセイ ミヤケ アイズ(ISSEY MIYAKE EYES)など、メンズを中心としたフロアになっている。
なお、イッセイ ミヤケとイッセイ ミヤケ メンでは、一部限定アイテムも展開している。営業時間は11時から20時まで。