シェーンブルン宮殿の庭園に咲く椿を伝統的な象嵌細工で描き出した華やかなグランドピアノ、ベーゼンドルファー 「カメリア」

発売日:2022.06.14
2022.06.14
株式会社ヤマハミュージックジャパン(注1)は、ヤマハ株式会社の100%子会社であるL.Bosendorfer Klavierfabrik GmbH(注2、以下ベーゼンドルファー)のグランドピアノの限定モデルとして、『カメリア』を6月14日に発売します。


ベーゼンドルファーグランドピアノ 『カメリア』
このたび発売する『カメリア』は、ベーゼンドルファーピアノで人気のVCシリーズから「モデル214VC」をベースに、ヨーロッパの伝統的な象嵌細工の手法を用いて繊細な装飾をピアノの屋根の内側に丁寧に施した、全世界18台限定のモデルです。屋根の内側に細部まで美しく描かれたカメリア(椿)のデザインは、オーストリア・ウィーンにあるシェーンブルン宮殿庭園内の温室にコレクションされている椿のをモチーフとしています。また鍵盤左側の拍子木部分にシリアルナンバーの入った真鍮プレートをはめ込み、限定モデルに相応しい特別な仕上げとしました。

“ウィンナートーン”と評されるベーゼンドルファーらしいあたたかさとともに煌びやかさを併せ持った音色に、エレガントな佇まいを兼ね備え、サロンコンサートレセプションなどおもてなしの空間にも最適なピアノです。

<概要>
1.ヨーロッパの伝統的な技術を用いて描かれた優雅なデザイン
2.カメリアの花のデザインが施された譜面台とシリアルナンバー入りの真鍮プレート
3.オーストリアの職人により丁寧に作り込まれたピアノ

品名:ベーゼンドルファー グランドピアノ
品番:カメリア
希望小売価格:3,080万円(税抜 2,800万円)
発売日6月14日(火)

<主な特長>
1. ヨーロッパの伝統的な技術を用いて描かれた優雅なデザイン
グランドピアノの屋根の内側に、異なる種類の木を使用したヨーロッパの伝統的な象嵌細工の技法による繊細な装飾を丁寧に施し、華やかな仕上がりと気品のある佇まいを実現しました。屋根の内側に描かれているデザインは、世界文化遺産・シェーンブルン宮殿の庭園にある大温室「パームハウス」で栽培されている椿の花から着想を得たものです。色付けした木材に焼いた砂で焦げ色をつけて陰影をつける伝統的なサンドシェーディング技法を用いて、細部まで美しくデザインされたピンクや赤のカメリアの花を優雅に表現し、鮮やかな立体感を演出しています。





2. カメリアの花のデザインが施された譜面台とシリアルナンバー入りの真鍮プレート
バーズアイメープル木地の譜面台には、カメリアの花のデザインが施されています。また鍵盤左側の拍子木部分には、カメリアの花のデザインとシリアルナンバーが刻印された真鍮のプレートがはめ込まれ、限定モデルに相応しい特別感を演出します。




3. オーストリアの職人により丁寧に作り込まれたピアノ
『カメリア』のベースとなっている「モデル214VC」は、ベーゼンドルファーのラインアップの中で世界的に最も人気のあるVCシリーズのモデルです。オーストリアの熟練した職人の手作業により、時間をかけて丁寧に作り込まれています。すべてのチューニングピンに1ずつ独立して弦を張る「総1本張り」の手法によって音程の安定性を高めているほか、低音部の弦に手巻きの巻き線を採用、また響板を含め楽器全体の80%以上に高品質なスプルース材を使用することで楽全体が振動して共鳴し、「ウィンナートーン」と呼ばれるベーゼンドルファー独自の豊かな響きとともに煌びやかさを併せ持った音色が生み出されます。


<製品仕様>
製品仕様の詳細は、製品サイトをご参照ください。
https://www.boesendorfer.com/ja/pianos/collectors-item/camellia

<注>
1)株式会社ヤマハミュージックジャパン
日本国内における楽器・音響機器の卸販売および教室事業を行うヤマハ株式会社の100%子会社。
本社:東京都港区。

2)L.Bösendorfer Klavierfabrik GmbH(ベーゼンドルファー社)
プレミアムピアノの製造・販売を行うヤマハ株式会社の 100%子会社。1828 年にウィーンで設立。
本社:オーストリア ウィーナー・ノイシュタット。


ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/


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