街の湿度が高くなると、恋しくなってくるのがスパイシーな料理。オーストラリア発のモダン・タイ・レストラン「ロングレイン(Longrain)」は、大人がスタイリッシュな装いで過ごせるお店としてチェックしておきたいアドレス。
予約するならば、まずは窓際の席を指定すべき。窓の外に広がる東京の光景は、昼夜問わない美しさ。恵比寿ガーデンプレイス39階からの眺めはどこまでも遮るものがなく、東京中心部の東京タワーやビル街、また海辺のレインボーブリッジまでもお天気が良ければ見渡せる。いつも下から眺めている街の上空を切り取ってみると、東京の新たな美しさに気づけるはず。
ロングレインの店名は、「ロング(Long)」と穀物を意味する「グレイン(grain)」を組み合わせた、縦長のフォルムのタイ米に由来する。料理のいずれもがごはんによく合うことも、その理由のひとつ。ひとつのお皿のなかに甘味に辛味、酸味など、あらゆる味わいが波のように次々と訪れる。その楽しいリズムは一緒に過ごす人との時間をさらに豊かにしてくれる。
まずは色鮮やかなカクテルからオーダーしよう。「ロングレイン」のメニューはオーストラリアと同じものを提供しているが、唯一日本オリジナルなのがノンアルコールのカクテル。色鮮やかなノンアルコールカクテルが5種類ラインアップされていて、アルコールが苦手な人でも同じように楽しめる配慮がうれしい。
「ロングレイン」のおすすめのディナーコースは、タイ語で「一口で食べる」という意味の前菜「ミャンカム」から始まる。バイチャプーというタイ野菜(和名ではハイゴショウ)でフレッシュシトラスとココナッツなどを包んで食べるフィンガーフードで、口の中のスタートアップにぴったりなやさしい味わいだ。
続いて、卵のヴェールが美しい「“エッグネット” ビーンスプラウトサラダ」「シーフード揚げ春巻き タイバジルとグリーンナムジムソース」と続いて登場するのが、お肉のプレート「“クライングタイガー”ホット&サワーソース」だ。牛ハラミのほか、ショートリブ(1人/+700円)またはフィレ(1人/+1,000円)もチョイスできる。「クライングタイガー」の名前は、“虎も泣くほど辛い”ということから名付けられている。添えられた唐辛子のスパイスをつけすぎると、口の中で大騒ぎが起きるのでほどほどに。
続いて、「アジアングリーン野菜のオイスター炒め」と「シーフードグリーンカレー」が登場。カレーは「ロングレイン」の人気メニューの一つ。レギュラーメニューでは3種類あるが、ココナッツミルクをたっぷりつかったこちらの海老入りのカレーは、じわじわくる辛さが癖になるともっぱらの評判。実際にいただいてみると、確かに白ごはんがとてもすすむラインアップだ。
最後のデザートは、「ロングレイン」のシーズナルデザートからの一品。この日チョイスされたのは、「タロプディング カシューナッツアイスクリーム ココナッツソース」。食後のドリンクは選べるが、ぜひ「タイティー」を選んでほしい。
「オーストラリア発でタイ料理? 」と少し不思議な感じがするかもしれないが、それは創業者でありオーナーのサム・クリスティの人生経験に基づいている。若いころから旅をすることを好み、仕事ではイギリスでテレンス・コンランの「クァグリーノズ(Quaglinoʼ s)」や、オーストラリアで和食のエッセンスとフレンチを融合した「テツヤズ(Tetsuyaʼs)」でも勤務。実際の土地も訪れ、料理の世界でも冒険を経験した彼が作るレストランは、洗練されたスタイルで提供はするものの、元の文化を尊重する本質は失っていない。これは同じく銀座に出店しているギリシャレストラン「アポロ(THE APOLLO)」にもいえる。
店内で使われている音楽は、創業者でありオーナーのサム・クリスティによるセレクトなのだが、少しアップテンポな音楽が選ばれているのには理由がある。それは彼が「ホットな料理にはホットな気分になれる音楽を」と考えているからだ。
スピーカーはJBLを設置。ウーファーを配し低音を効かせる事で音に深みをもたせ、お食事中の会話を邪魔をしない心地よい空間づくりを心掛けたという。また、窓際の座席の天井部にはJBLを埋め込み、音が降ってくるような感覚は、自宅ではなかなか得られない体験だろう。
「ロングレイン」店内で流れている音楽は、Spotifyのプレイリストでチェック!
予約するならば、まずは窓際の席を指定すべき。窓の外に広がる東京の光景は、昼夜問わない美しさ。恵比寿ガーデンプレイス39階からの眺めはどこまでも遮るものがなく、東京中心部の東京タワーやビル街、また海辺のレインボーブリッジまでもお天気が良ければ見渡せる。いつも下から眺めている街の上空を切り取ってみると、東京の新たな美しさに気づけるはず。
ロングレインの店名は、「ロング(Long)」と穀物を意味する「グレイン(grain)」を組み合わせた、縦長のフォルムのタイ米に由来する。料理のいずれもがごはんによく合うことも、その理由のひとつ。ひとつのお皿のなかに甘味に辛味、酸味など、あらゆる味わいが波のように次々と訪れる。その楽しいリズムは一緒に過ごす人との時間をさらに豊かにしてくれる。
まずは色鮮やかなカクテルからオーダーしよう。「ロングレイン」のメニューはオーストラリアと同じものを提供しているが、唯一日本オリジナルなのがノンアルコールのカクテル。色鮮やかなノンアルコールカクテルが5種類ラインアップされていて、アルコールが苦手な人でも同じように楽しめる配慮がうれしい。
「ロングレイン」のおすすめのディナーコースは、タイ語で「一口で食べる」という意味の前菜「ミャンカム」から始まる。バイチャプーというタイ野菜(和名ではハイゴショウ)でフレッシュシトラスとココナッツなどを包んで食べるフィンガーフードで、口の中のスタートアップにぴったりなやさしい味わいだ。
続いて、卵のヴェールが美しい「“エッグネット” ビーンスプラウトサラダ」「シーフード揚げ春巻き タイバジルとグリーンナムジムソース」と続いて登場するのが、お肉のプレート「“クライングタイガー”ホット&サワーソース」だ。牛ハラミのほか、ショートリブ(1人/+700円)またはフィレ(1人/+1,000円)もチョイスできる。「クライングタイガー」の名前は、“虎も泣くほど辛い”ということから名付けられている。添えられた唐辛子のスパイスをつけすぎると、口の中で大騒ぎが起きるのでほどほどに。
続いて、「アジアングリーン野菜のオイスター炒め」と「シーフードグリーンカレー」が登場。カレーは「ロングレイン」の人気メニューの一つ。レギュラーメニューでは3種類あるが、ココナッツミルクをたっぷりつかったこちらの海老入りのカレーは、じわじわくる辛さが癖になるともっぱらの評判。実際にいただいてみると、確かに白ごはんがとてもすすむラインアップだ。
最後のデザートは、「ロングレイン」のシーズナルデザートからの一品。この日チョイスされたのは、「タロプディング カシューナッツアイスクリーム ココナッツソース」。食後のドリンクは選べるが、ぜひ「タイティー」を選んでほしい。
「オーストラリア発でタイ料理? 」と少し不思議な感じがするかもしれないが、それは創業者でありオーナーのサム・クリスティの人生経験に基づいている。若いころから旅をすることを好み、仕事ではイギリスでテレンス・コンランの「クァグリーノズ(Quaglinoʼ s)」や、オーストラリアで和食のエッセンスとフレンチを融合した「テツヤズ(Tetsuyaʼs)」でも勤務。実際の土地も訪れ、料理の世界でも冒険を経験した彼が作るレストランは、洗練されたスタイルで提供はするものの、元の文化を尊重する本質は失っていない。これは同じく銀座に出店しているギリシャレストラン「アポロ(THE APOLLO)」にもいえる。
店内で使われている音楽は、創業者でありオーナーのサム・クリスティによるセレクトなのだが、少しアップテンポな音楽が選ばれているのには理由がある。それは彼が「ホットな料理にはホットな気分になれる音楽を」と考えているからだ。
スピーカーはJBLを設置。ウーファーを配し低音を効かせる事で音に深みをもたせ、お食事中の会話を邪魔をしない心地よい空間づくりを心掛けたという。また、窓際の座席の天井部にはJBLを埋め込み、音が降ってくるような感覚は、自宅ではなかなか得られない体験だろう。
「ロングレイン」店内で流れている音楽は、Spotifyのプレイリストでチェック!
【問い合わせ】
スポティファイ(Spotify)
www.spotify.com
【取材協力】
ロングレイン (Longrain)
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー39階
営業時間:月~金 11:30-16:00(L.O. 15:00)/17:30-23:00(L.O. 22:30)
土日・祝 11:00-23:00(L.O. 22:30)
URL:http://longrain.im-transit.co.jp
スポティファイ(Spotify)
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ロングレイン (Longrain)
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー39階
営業時間:月~金 11:30-16:00(L.O. 15:00)/17:30-23:00(L.O. 22:30)
土日・祝 11:00-23:00(L.O. 22:30)
URL:http://longrain.im-transit.co.jp