バッグ製造工場のふく江は、世界的デニム生地メーカー、クロキとのコラボレーションでオリジナルバッグ4型を開発。先週、福岡で開催された合同展示会「ゴールドラッシュ」に出品した。
クロキが製造する28オンスという超ヘビーオンスのデニム生地と、兵庫県姫路市のタンナーによる限定生産の牛革を使用。通常のデニム生地は13から14オンスが定番だが、今回用いられたのは2倍の重さを持つ厚手生地。牛革もデニムに合わせ、通常(4mm)よりも分厚い7mmのものが組み合わせられた。デニム生地はインディゴブルーとブラックの2色を用意している。
トートバッグ(大)とトートバッグ(小)、メッセンジャーバッグ、ワンショルダーの4型を展開し、販路は専門店、百貨店、セレクトショップ、自社オンラインショップを予定する。価格はトートバッグ(大)が2万6,250円、トートバッグ(小)が2万3,100円、ワンショルダーバッグが1万8,900円、メッセンジャーバッグが2万1,000円。5月22・23日にパリで開催されたデニム総合展示会「デニム・バイ・プルミエールヴィジョン(略称:デニムプルミエ)」のクロキブース内でも発表された。
今回のコラボレーションは、昨年8月末に京都で行われた産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」に両社が出展したことがきっかけとなり交流が深まることで実現した。