三越伊勢丹が、日本の美・技・伝統が宿ったものづくりを見つめ直し、世界に誇る感性として再発信していくプロジェクト「ジャパン センスィズ(JAPAN SENSES)」。
10月31日から開催される伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングでのジャパンセンスィズは、“木の文化を繋ぐ次世代の仕事”をテーマに掲げ、もっとも身近な日本文化である“木と漆”の素材を活かして、伝統や技術を継承・革新し今に伝える作家や職人、工房の作品をクローズアップ。フロアには木の香りや温もりを感じる「木ノ道 漆ノ道」が登場し、全7ヶ所で新旧融合したこだわりの品々をそろえて、作品の背景やストーリー、自然素材から生まれる温かみや美しさの価値を伝えていく。
エスカレーター脇のキッチンダイニングデコールに登場するのは、川添日記の提案する木の器。川添日記は草木彫りの作家で、2009年より毎年伊勢丹で個展を開催している。1本の木を刳り抜き草花を彫って作られる器は、色だしが非常に美しく、古典的でありながらスタイリッシュなガラス食器にも馴染む。お正月にぴったりな椿柄の「姫三段」(7万9,000円)、「日の出皿」(5枚組・4万7,000円)、お菓子の盛り付けにうってつけの牡丹をモチーフにした「ひとめぼれ」(1万5,000円)をラインアップ。
川添日記の「姫三段」(7万9,000円)と「日の出皿」(5枚組・4万7,000円)
川添日記の「ひとめぼれ」(1万5,000円)
和食器プロモーションでは“暮らしに寄り添う木と漆”をテーマに、器や箱などを中心とした毎日使いたくなる漆アイテムを紹介する。鎌倉で漆の器を制作する作家・矢澤寛彰からは、栗の木を使った「板皿八寸」(1万3,000円)と「蓋物」(2万5,000円)が登場。広島に工房を構える作家・蝶野秀紀は、木目の美しい拭き漆の器を披露する。栃で作る「栃すり漆デザート皿」(2万2,000円)に加え、シナ材合板に檜薄板を組み合わせて和紙貼りで仕上げた豆皿やティートレーなども登場する。
矢澤寛彰の「板皿八寸」(1万3,000円)と「蓋物」(2万5,000円)
蝶野秀紀の「和紙貼六角豆皿」(S/3,000円、M/3,500円)と「栃すり漆デザート皿」(2万2,000円)
和食器では、“明日へ 人を 輪島へ繋ぐ”をテーマに、輪島の漆を紹介。漆器の生産地として知られる石川県輪島にて、200年以上にわたり木と漆に携わってきた「輪島キリモト」から顧客から要望の多い「菓子切り」(2,000〜3,000円)を制作。拭き漆、布みせ、蒔地、たたき、はじきなどのさまざまな技法を使い、6つの形を用意。さらにお気に入りの1本に出合えるよう、カラーバリエーションを豊富にそろえている。
輪島キリモトの「菓子切り」(2,000〜3,000円)
和食器の箸コーナーでは“毎日を愉しむ、丁寧な暮らし”をテーマに、箸・箸置きを並べる。福井県小浜にて箸の製造を手がける「兵左衛門」は、「若狭塗 夫婦揃え箸」(6万円)、職人・小林守による「柘植六角夫婦揃え箸」(4万円)など、逸品の箸を用意。小林守の箸はノコギリとカンナのみを使い、すべての工程を手作業で行い、しっかりと職人の温もりが宿る。
「若狭塗 夫婦揃え箸」(6万円)、小林守の「柘植六角夫婦揃え箸」(4万円)
和雑貨のコーナーでは“木と漆のつながり”がテーマ。大館曲げわっぱで全国に名を馳せる名工房 柴田慶信商店の、樹齢約150年以上の国産天然杉を使った弁当箱がお目見えする。「白木 手の平弁当箱(被せ蓋)」(8,800円)は水分をほどよく吸うため時間が経ってもふっくらごはんが味わえるのが魅力。「黒漆 おさなご弁当箱」(1万6,000円)は、手に持った際の深い質感が特徴。使用の過程で風合いが変化していくさまも楽しめる。
柴田慶信商店の「黒漆 おさなご弁当箱」(1万6,000円)と「白木 手の平弁当箱(被せ蓋)」(8,800円)
“本質を誘う漆の逸品”をテーマに掲げる和食器では、海外でも人気のある輪島の漆工芸家・瀬戸國勝にフォーカス。イベントが多い冬は1年でもっとも漆器のニーズが高まるときであり、「漆胎ワインクーラー」(6万円)、「酒桶 Ⅲ」(8万円)といった迎春に向けたアイテムを披露する。トラディショナルなアイテムは、贈り物にもふさわしい。
瀬戸國勝の「漆胎ワインクーラー」(6万円)
瀬戸國勝の「酒桶 Ⅲ」(8万円)
茶道具のコーナーでは、“盛る器”をテーマに村瀬治兵衛の「沢栗 大椀」(28万円)が登場する。天然の栗の木を使った器は軽くて強く、1点1点異なる天然木の風合いが持ち味。これだけ大きいものは非常に貴重で、江戸時代から続く木地師の流れを汲む村瀬家の七代目が制作した。花を生けてテーブルアクセントにしたり、またお菓子の盛り付け皿やワインクーラーなどに利用しておもてなしの席に用いたり、自由な発想のもとでさまざまな使い方が楽しめる。
村瀬治兵衛の「沢栗 大椀」(28万円)
10月31日から開催される伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングでのジャパンセンスィズは、“木の文化を繋ぐ次世代の仕事”をテーマに掲げ、もっとも身近な日本文化である“木と漆”の素材を活かして、伝統や技術を継承・革新し今に伝える作家や職人、工房の作品をクローズアップ。フロアには木の香りや温もりを感じる「木ノ道 漆ノ道」が登場し、全7ヶ所で新旧融合したこだわりの品々をそろえて、作品の背景やストーリー、自然素材から生まれる温かみや美しさの価値を伝えていく。
エスカレーター脇のキッチンダイニングデコールに登場するのは、川添日記の提案する木の器。川添日記は草木彫りの作家で、2009年より毎年伊勢丹で個展を開催している。1本の木を刳り抜き草花を彫って作られる器は、色だしが非常に美しく、古典的でありながらスタイリッシュなガラス食器にも馴染む。お正月にぴったりな椿柄の「姫三段」(7万9,000円)、「日の出皿」(5枚組・4万7,000円)、お菓子の盛り付けにうってつけの牡丹をモチーフにした「ひとめぼれ」(1万5,000円)をラインアップ。
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和食器プロモーションでは“暮らしに寄り添う木と漆”をテーマに、器や箱などを中心とした毎日使いたくなる漆アイテムを紹介する。鎌倉で漆の器を制作する作家・矢澤寛彰からは、栗の木を使った「板皿八寸」(1万3,000円)と「蓋物」(2万5,000円)が登場。広島に工房を構える作家・蝶野秀紀は、木目の美しい拭き漆の器を披露する。栃で作る「栃すり漆デザート皿」(2万2,000円)に加え、シナ材合板に檜薄板を組み合わせて和紙貼りで仕上げた豆皿やティートレーなども登場する。
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和食器では、“明日へ 人を 輪島へ繋ぐ”をテーマに、輪島の漆を紹介。漆器の生産地として知られる石川県輪島にて、200年以上にわたり木と漆に携わってきた「輪島キリモト」から顧客から要望の多い「菓子切り」(2,000〜3,000円)を制作。拭き漆、布みせ、蒔地、たたき、はじきなどのさまざまな技法を使い、6つの形を用意。さらにお気に入りの1本に出合えるよう、カラーバリエーションを豊富にそろえている。
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和食器の箸コーナーでは“毎日を愉しむ、丁寧な暮らし”をテーマに、箸・箸置きを並べる。福井県小浜にて箸の製造を手がける「兵左衛門」は、「若狭塗 夫婦揃え箸」(6万円)、職人・小林守による「柘植六角夫婦揃え箸」(4万円)など、逸品の箸を用意。小林守の箸はノコギリとカンナのみを使い、すべての工程を手作業で行い、しっかりと職人の温もりが宿る。
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和雑貨のコーナーでは“木と漆のつながり”がテーマ。大館曲げわっぱで全国に名を馳せる名工房 柴田慶信商店の、樹齢約150年以上の国産天然杉を使った弁当箱がお目見えする。「白木 手の平弁当箱(被せ蓋)」(8,800円)は水分をほどよく吸うため時間が経ってもふっくらごはんが味わえるのが魅力。「黒漆 おさなご弁当箱」(1万6,000円)は、手に持った際の深い質感が特徴。使用の過程で風合いが変化していくさまも楽しめる。
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“本質を誘う漆の逸品”をテーマに掲げる和食器では、海外でも人気のある輪島の漆工芸家・瀬戸國勝にフォーカス。イベントが多い冬は1年でもっとも漆器のニーズが高まるときであり、「漆胎ワインクーラー」(6万円)、「酒桶 Ⅲ」(8万円)といった迎春に向けたアイテムを披露する。トラディショナルなアイテムは、贈り物にもふさわしい。
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茶道具のコーナーでは、“盛る器”をテーマに村瀬治兵衛の「沢栗 大椀」(28万円)が登場する。天然の栗の木を使った器は軽くて強く、1点1点異なる天然木の風合いが持ち味。これだけ大きいものは非常に貴重で、江戸時代から続く木地師の流れを汲む村瀬家の七代目が制作した。花を生けてテーブルアクセントにしたり、またお菓子の盛り付け皿やワインクーラーなどに利用しておもてなしの席に用いたり、自由な発想のもとでさまざまな使い方が楽しめる。
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【イベント情報】
JAPAN SENSES「伊勢丹 木ノ道 漆ノ道」
会期:10月31日〜11月13日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニング
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
【問い合わせ先】
伊勢丹新宿店
03-3352-1111(大代表)
URL:https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku/shops/living/livingroom.html
JAPAN SENSES「伊勢丹 木ノ道 漆ノ道」
会期:10月31日〜11月13日
場所:伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニング
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
【問い合わせ先】
伊勢丹新宿店
03-3352-1111(大代表)
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