平成をメイクで振り返る。バブル、ギャル、ゆるふわ時代から未来へタイムトリップ!

2018.11.25

平成から新元号へ! 今後のヘアメイクのトレンドは?
一周まわってフューチャリスティック



カテゴリーにとらわれない多様な価値観を楽しむ傾向が広がりを見せる今、新しい時代を代表するトレンドは、従来のように単一には絞れず、数ある情報の中から、それぞれが新しさを取捨選択していくことになるだろう。ヘアメイクの世界でも、個性を際立てる「パーソナライズ化」が加速。気分やシーンによってさまざまな装いを楽しむ「多様性」の傾向にあり、表現の幅や選択肢がさらに広がる予感。


「多様性」の一例として、90年代後半の近未来的なファッションメイクのトレンド「フューチャリスティック」が新たな解釈でリバイバルされていることが挙げられる。形や色よりも質感を重視する傾向があり、ツヤのある素肌っぽいベースメイクに、パールシャドウや光沢感のあるリップをプラスするなど、すっきりとクールでイノセントな印象が新鮮。まつげにワンポイントカラーをのせるなど、プレイフルな表現もありそう。


過去30年間を振り返ると、平成の時代は変化の周期が非常に早かったことが読み取れる。それと同時に、ヘアメイクのトレンドが世相を反映することも再認識。改元が行われる来年以降、女性の意識やトレンドがどのように変化していくのか、とても楽しみだ。
Akiko Hanazawa
  • 平成ビューティートレンド七変化
  • 平成元年~5年(1989~1993年) <昭和の名残を感じさせるバブルゴージャス>
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  • 平成6~10年(1994~1998年) <スーパーモデルブームに影響を受けた茶髪・細眉・小顔メイク>
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  • 平成11~15年(1999~2003年) <大胆な囲み目とブロンズ肌でギャルメイクが進化>
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  • 平成16~20年(2004~2008年) <モテを意識した女子力高めの盛りメイクがブームに>
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  • 平成21~25年(2009~2013年) <ゆるふわ癒し系、大人カワイイ女子がトレンドを牽引>
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  • 平成26~現在(2014~2018年) <80~90年代のトレンドが回帰、抜け感バブルリバイバル>
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  • 今後のヘアメイクのトレンドは? <一周まわってフューチャリスティック>
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