平成26~現在(2014~2018年)
80~90年代のトレンドが回帰、抜け感バブルリバイバル
景気の緩やかな回復や訪日観光客の増加などで、好景気への期待が高まった平成末期。ミレニアル世代の存在感が増し、カテゴリーに縛られない新しい価値観を楽しむ人が増加した。ファッションは、ハイウエストボトムやプロデューサー巻き、スニーカーブームなど、80~90年代のトレンドがリバイバル。動画投稿サイトや画像共有SNSなどの普及により、自撮り写真を発信する傾向が顕著になり、多くのインフルエンサーが登場した。
メイクはやや大人っぽい「レディ」「モード」がキーワードに。バブル期を想起させる「ナチュ太眉」といった、色が明るく短めの太い眉が特徴。しばらく見られなかった赤リップや鮮やかなローズ、ビビッドなピンクなど、ブライトな口紅がバブル期以来、初めて流行。ヘアはボブスタイルがトレンドとなり、「かきあげ前髪」やバブル期に「すだれ前髪」と呼ばれた薄くおろした前髪が「シースルーバング」として再び人気に。