台湾出身、Teresa「楽曲に深い愛と尊敬を送っています」【interview】

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2019.10.23

台湾・新竹出身の歌手・女優のTeresaが、今年日本での歌手活動をスタートさせた。




スタイルの美しさから「10頭身Teresa」の異名も持つ彼女は、中華圏SNSなどでは男女問わず莫大な人気を得ている。そんな彼女が今年2月に一青窈の「ハナミズキ」のカバーを、続いて8月には安室奈美恵「HERO」などを手がけた今井了介プロデュースによる「ホシゾラニ・キミヲオモフ」をリリース。日本語と中国語がMIXされた“ハイブリッド楽曲”としても大きな注目を集めた。

現在は台湾と日本を忙しなく行き来しながら、国境や言語の壁を越えた活躍をみせるTeresa。今回はそんな彼女のインタビューをお届けする。パーソナルなことから今後の目標まで、世界へ羽ばたくアーティストの素顔に迫る。




――Teresaさんは歌、ダンス、演技など様々な分野でご活躍されていますが、そもそも一番最初にプロフェッショナルを目指したものは何だったのでしょうか?

一番最初は歌です。小さい頃から歌手になりたかったんです。私の母も歌が上手くて、よく歌っていて。多分、それで影響されたんだと思います。



――そうなんですね。小さい頃はどのような音楽を聴いていたのでしょうか?

一番よく聴いていたのは、宇多田ヒカルさんの「First Love」です。母が大好きで、よく家でも流れていました。日本の音楽は台湾ではとてもポピュラーなので。

――特技として格闘技と武術も挙げられています。いつ頃から習っているのでしょうか?

スタイルを保つために、3年ほど前からエクササイズの一環で行っています。元々運動が好きなので、色々なことに挑戦してみたいんです。あとはボクシングも習っています。

――小さい頃から歌手を志していたTeresaさんが、最初に役者やモデルとして脚光を浴びるようになったきっかけ、経緯というのは?

芸能界に入ってから、3年前にレッスンを始めたんです。歌、ダンス、演技、モデル……私にとってはすべてパフォーマンスという面では同じだと思っています。あと、日本語も3年前に勉強し始めました。

――5言語(日本語、北京語、英語、台湾語、客家語)話せるそうですが、英語もそのタイミングで?

いえ、英語は小さい頃から学校で勉強していました。「Teresa」という名前も、実は英語の授業で先生からもらった名前で、当時くじ引きで決めたんです(笑)。確か7歳くらいの頃だったと思います。

――そうなんですね。では、Teresaさんにとって、憧れの存在というのは?

台湾だったらジョリン・ツァイさん。日本だったらAimerさんですね。彼女のキレイな歌声がすごく好きなんです。あと、シンガーではないのですが、RADWIMPSさんも大好きです。台北でのライブを観に行って、それからすごく好きになりました。

――ミュージシャン以外ではいかがでしょうか?

役者だったら、安藤サクラさんに憧れています。『百円の恋』という映画が素晴らしかったです。

――台湾は日本人にとっても人気の観光地となっています。日本のファンの方に、Teresaさんがおすすめの観光スポットを挙げるとしたら?

台湾式シャンプーですね。座って頭を洗ってもらって、マッサージもしてもらえるんです。1回1,000円くらいで、安いのでおすすめです(笑)。若い女性の人に特におすすめしたいですね。台湾でも大人気です。男性だったら温泉ですね。私もよく行きます。あと、食べ物だったらやっぱり夜市に行くことをおすすめしたいです。





――2017年には日本のドラマ『忘れてしまう前に想い出してほしい』(RKB毎日放送)で台湾人留学生役としてヒロインを演じました。この時の経験はいかがでしたか?

あの時はまだ、日本語が全く分からなくて。台本にすべて読み仮名を振って、丸暗記しました。もちろん内容も全部翻訳して、頭に入れて。すごく大変でしたが、とてもいい経験になったと思います。

――小さい頃から憧れていた「歌手」としてデビューを果たしたわけですが、今の心境は?

デビューする時、よく「緊張する? 」って聞かれることが多かったのですが、私はどちらかと言うとワクワクする気持ちのほうが強かったと思います。小さい頃からずっと夢見てきたことが叶ったので、今後も精一杯頑張ります。


――今年2月には一青窈さんの「ハナミズキ」のカバーをリリースしました。同曲は、以前よりTeresaさんが慣れ親しんできた楽曲なのでしょうか?

はい、小さい頃からよく聴いていました。本当に名曲ですよね。私のカバーVer.は少しアレンジが変わっているんですけど、楽曲に深い愛と尊敬を送っています。もっと若い人にもあの曲を聴いてもらいたいなと思います。

――8月にはオリジナル楽曲「ホシゾラニ・キミヲオモフ」をリリースしました。この楽曲にはどういう想いを込めたのでしょうか?

ちょっと苦しい、寂しい、切ない、というような、誰かを想う気持ちを歌った曲になりました。きっと誰でも経験したことのある感情なんじゃないでしょうか。日本語の歌詞なので、理解するのに時間が掛かりりましたが、とてもいい曲だなと思います。私の日本語で伝わっているか、少し心配なのですが……。

――リスナーにはちゃんと伝わっていると思いますよ。

それだと嬉しいです(笑)。

――10月23日には、待望のデビュー・ミニアルバムがリリースされます。どういう作品になっているのか、少しヒントを頂けますか?

私はいつも音楽を聴きながら寝るので、聴きやすい、耳心地の良い音楽が大好きなんです。私もそういう風に歌えるように意識しました。(デビュー・ミニアルバムは)電車の中でも、歩いていても、寝る前でも、いつでも聴きやすい作品になったんじゃないかと思います。

――これからの展望や目標があれば教えて下さい。

まだ人前でのパフォーマンスは数えるほどしか経験がないんですけど、いつか生バンドと一緒にライブをしたいです。それが今の目標ですね。


【プロフィール】
Teresa(テレサ)
台湾・新竹出身の歌手・女優。日本語・北京語・英語・台湾語と4言語を使いこなすマルチリンガルでもあり、 音楽・芝居・ファッションモデルとアジアを中心に多彩な活躍をみせており、 2019年に日本でも本格的に歌手活動をスタートさせる。

【問い合わせ】
日本コロムビア株式会社
https://columbia.jp/


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