週末喫茶部、錦糸町「ニット」へ。恋人とセーターとナポリタン【EDITOR'S BLOG】

2019.11.08


10月の祝日、月曜日、10時ごろ。今回は、東京・錦糸町駅から徒歩5分の「ニット」へ。ふかふかの厚焼きホットケーキでよく知られるお店ですが、実は喫茶メニューに欠かせない“ナポリタン”もとっても美味しい喫茶店

時には、日々の仕事も、張り詰めた緊張感も、すべて忘れて、大切な人と二人でお茶に出かけてみませんか? 

かつてニット工場だったという喫茶ニット。
その名残からこの店名がついたというヒストリーに惹かれ、この日はニットを着て。

これまでに「週末喫茶部」で訪れた喫茶店の中で、格段に柔らかな時間が流れる店、ニット。

幸せな日も、悲しい日も、疲れた心を休めたい日も、まだちょっと緊張する純喫茶好きのあの人との待ち合わせにも、おすすめしたい店。


マスターのおばあちゃんをはじめ、ニットのスタッフは皆さん当にソフトな対応。居心地が良いからついつい居座ってしまって、気づけば数時間……なんてことも。ニットを出る頃にはきっと身も心もふんわり満たされていること間違いなし。東京に良いカフェや喫茶は五万とあるけれど、ここは、ちょっとしたオアシスだ。

さて、前置きはこのくらいに。だって、本日のお目当て“ナポリタン”がテーブルに到着したからね。

「スパゲティー(ナポリタン)」コーヒーまたは紅茶付きで、850円
週末喫茶部的、喫茶ニットのナンバーワン推しメニュー
(ナポリタンが苦手な本企画スタッフも「一口食べて、ナポリタンの概念覆されたわ」とのこと。)

ほかほか、ふわわ〜んと登る湯気は、できたての証。(写真でははっきりと見えないのがちょっと悔しい)

銀皿とナポリタン、そしてアランニット。このコントラストにもグッとくる。

フォークで巻いて、一口目のナポリタンはきっと感動するはず。しっかり弾力のあるスパゲティは、食べ応えがあって美味しい。ふにゃっとしてソフトな印象があるからカフェや喫茶のナポリタンは苦手、という人もぜひ試してみて。この炒め具合、くせになりそう…! シェアしよう〜って一皿だけ取ったけれど、もう少し食べたかったな、なんて。


「ホットケーキ」コーヒーまたは紅茶付きで、830円
もちろんニット名物の厚焼きホットケーキもオーダー。一枚20分かけてじっくりと焼き上げる特製メニュー。ちなみに一度に3枚ずつしか焼くことができないそうで、先にオーダーが入ってると次のオーダーは40分待ちになる。(私たちのあとに注文した人たちは60分待ちって言われていた)

でも、それでもやっぱり食べてみたいよね。ふかふかのホットケーキ、ぜひこちらもオーダーしてみて。


ぜひ、あなたも次の休日は喫茶「ニット」へ。

以上、週末喫茶部でした。

photography : NATSUME TEZUKA

【店舗情報】
ニット
住所: 東京都墨田区江東橋4-26-12
営業時間:8:00~18:00(営業時間・休店日は要確認)
TEL:03-3631-3884
Ryoko Suzuki
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