人気の北欧食器10選、暮らしにゆとりと彩りを与えてくれるテーブルウエア

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2020.06.22

機能性、デザイン性、実用性といった日常生活に求められる要素を兼ね備える北欧食器は、世代を問わず人気の高いテーブルウエアです。

長く厳しい北欧の冬、家の中での快適な生活を追求した、“暮らしの哲学”が感じられる食器は、自然と調和するシンプルなフォルム、使うほどに愛着のわくデザイン、そして耐久性もあり、良い品を大切に長く使い続ける日本人の美意識も満たしてくれるでしょう。

今回は、そんな憧れの北欧食器を暮らしに取り入れるなら、まずは何を買うべき? とお悩みの人にもおすすめしたい“人気シリーズ10選”をご紹介します。


1. シンプルに愛らしいフォルムのタンブラー


〈イッタラ〉の中でも歴史の古い「アイノ・アアルト – iittala -」シリーズは、水の波紋からインスピレーションを得たというデザインが特徴。このリング状のデザインは手なじみのよい凹凸状で、手にしたときに滑りにくく、適度な厚みもあるので小さなこどもでも比較的安心して使えるグラスです。高屈折率で透明度が高いガラスを使用しており、クリアカラーのものはもちろん、グレーやアクアなどの色付きグラスでも、注いだ飲み物を美しく演出してくれます。



2. カラフルなストライプで料理に彩りを


ストライプ模様がグラフィカルに施された「オリゴ – iittala -」シリーズは、食卓に華やぎを添える、楽しげな雰囲気が魅力。グリル料理やポタージュなど色合いがシンプルな料理も、周りを囲むカラフルな配色で明るく演出してくれるので食卓が華やかに。また、直接料理を盛り付けるメインの食器としてだけでなく、無地の器の下に添えてアンダープレートとして使うなど、この色鮮やかさを生かして、テーブルコーディネートにおける差し色的な使い方もおすすめです。シンプルなフォルムなので、和洋中レシピを問わず活躍してくれます。



3. テーブルに涼感を呼ぶ美しいガラス器


北欧食器を手がけるデザイナーのなかでも、大胆なデザインで注目を集めたオイバ・トイッカ氏が、1964年に発表した「カステヘルミ」。フィンランド語で「露のしずく」を意味します。その名のとおり、連なるしずくのようなドット模様は、ガラスの透明感と涼しげな美しさを際立たせ、朝食のフルーツやティータイムのデザートプレートにぴったり。ぽってりとした厚みのあるガラスなので、小さなボウルでも食卓のワンポイントになる存在感があります。



4. 使いやすさを追求したシンプル イズ ベスト


「ティーマ- iittala -」は、北欧食器の実用性の高さを物語るシリーズといえます。ベーシックなテーブルウエアをスタイリッシュに昇華させたフォルムは、扱いやすく収納もスムーズ。食洗機、電子レンジ、オーブンにも対応する汎用性のあるアイテムなので、“初めて自分の食器をそろえる”という人にもおすすめ。絵柄やデザインがないので、料理を盛り付けることで“一皿の絵”が完成します。ライフスタイルを問わず使いやすいテーブルウエアなので、ギフトとしても喜ばれそうです。



5. テーブルに北欧センスの自然美をプラス


卓上にあるだけで、どこかリラックスムードが漂うような、北欧センスのボタニカルデザインが素敵。エンボス加工で描かれた「フローラ- iittala -」の草花のモチーフは、そこにあるだけで安らぎを感じさせる、やわらかな風合いが魅力です。薄口の繊細なガラス器なので、タンブラーやピッチャーは飲み物のほかに野菜スティックや花を生けても美しく映えます。小さなボウルは、朝食のヨーグルトやフルーツの盛り付けや、ナッツやチョコレートを入れて、おもてなしのテーブルに添えるのもおすすめです。



6. テーブルに魔法をかける、北欧ファンタスティック


「タイカ(taika)」とは、フィンランド語で「魔法」を意味する言葉。フィンランド出身のアーティスト、クラウス・ハーパニエミ氏による幻想的な世界が描かれた「タイカ- iittala -」シリーズは、他のテーブルウエアを組み合わせて使うことを前提にデザインされています。どの絵柄も個性豊かで、“とっておきとの出会い”にワクワクさせらるバリエーションも魅力的。家族それぞれのモチーフを決めてコレクションするのも楽しそうです。



7. フィンランドの名匠の感性を暮らしに


フィンランドを代表する近代建築・デザインで著名な、アルヴァ・アアルト氏。1936年に発表されたこのコレクション「アルヴァ・アアルト – iittala -」は、時代を経てもその洗練されたイメージを損なうことなく今日も暮らしを彩ります。同シリーズの花器は、独特な流線形が空間に映え、アーティスティックなオブジェのようにインテリアのアクセントにもなります。ボウルは料理を盛り付けるといういわゆる食器としての用途はもちろんですが、オリーブやドライフルーツなどを入れて、テーブルのセンターに置くことで、卓上に彩りも与えてくれるでしょう。



8. コレクションしたくなる北欧発の人気キャラクター


発売以来、数々のキャラクターを描いたマグカップを発表し続けている「ムーミン -ARABIA -」。新作以外にも季節限定のデザインが登場したり、既存のデザインが廃番になることもあるので、お気に入りを見つけたら早めに手に入れておきましょう。素地のベースは「ティーマ – iittala -」製なので、こどもでも安心して使いやすいアイテムです。シンプルな「ティーマ – iittala -」アイテムと組み合わせて使うと、本コレクションがテーブルの愛らしいアクセントになります。



9. どんな食のシーンにもマッチする北欧テイスト


ふちの周りに配された藍色の模様は、まさに北欧テイスト! ですが、和食やエスニック料理にもマッチするのがこの「24h トゥオキオ – ARABIA -」。一日中、どんなシーンにも使えることをコンセプトに制作された機能的なアイテムがそろっています。たとえば24cmのパスタプレートはカレーや煮込み料理にも適した深さ、18cmのシリアルボウルは2~3人分のサラダを入れるのにも便利です。手描き風のドット模様は使うほどに愛着がわき、色々な料理との相性を試したくなるデザインです。



10. 北欧食器ならではの、大人可愛いテイスト


パンジーやカシス、ブドウやリンゴがデコラティブに描かれた「パラティッシ -ARABIA -」は、1969年から作り続けられている〈アラビア〉のクラシックシリーズ。レトロなタッチで絵画のようですが、料理の色を邪魔することなく、食卓に溶け込む風合いが魅力的です。素敵だなと思うものに、いきなりテーブルに大胆なデザインの食器があるということに慣れない人は、まずはカップ&ソーサーから取り入れてみるとよいでしょう。来客時にはセットで、普段はソーサーをケーキ皿や取り皿に使うと、いつもの食卓にも北欧的な彩りを添えられます。



【終わりに】北欧食器で暮らしをより素敵にスタイルアップ


北欧食器ブランドの中でも人気が高い〈イッタラ〉と〈アラビア〉のシリーズは、潔いほどに無駄のないベーシックなデザインから、大胆なカラーバリエーションや絵柄が楽しめるものまで豊富にそろいます。エレガント、スタイリッシュ、ナチュラルなど、自分好みをひとつ決めてそろえていったり、時には新たなテイストにチャレンジしてみるのも生活の楽しみに。料理と器がマッチしたときのささやかな喜びや、普段の食卓に変化を加える工夫は、暮らしのゆとりを育み、食卓を囲む人との会話も盛り上げてくれる素敵なきっかけの一つになります。ぜひ、お気に入りのテーブルウエアと豊かなライフスタイルを育んでみてください。




【問い合わせ】
三越伊勢丹オンラインサイト https://www.mistore.jp/shopping


編集部
  • 〈イッタラ〉「アイノ・アアルト 」シリーズ
  • 〈イッタラ〉「オリゴ」シリーズ
  • 〈イッタラ〉「カステヘルミ」シリーズ
  • 〈イッタラ〉「ティーマ」シリーズ
  • 〈イッタラ〉「フローラ」シリーズ
  • 〈イッタラ〉「タイカ」シリーズ
  • 〈イッタラ〉「アルヴァ・アアルト」シリーズ
  • 〈アラビア〉「ムーミン」シリーズ
  • 〈アラビア〉「24h トゥオキオ」シリーズ
  • 〈アラビア〉「パラティッシ」シリーズ
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