日経リサーチは、アジアを中心とする世界8ヶ国の国民に、インターネットを通じて生活実感を尋ねる「世界暮らし向きDI」調査を行った。今後も3ヵ月に1度実施予定。
本調査の対象は、アメリカ、イギリス、中国、インド、マレーシア、タイ、ブラジル、ロシア在住の20から59歳の男女合計各国約200名。現在と3ヶ月後の暮らし向きを聞くもので、「暮らし向きがよい(よくなる)」と回答した割合から、「悪い(悪くなる)」と回答した割合を引いた結果が「暮らし向きDI(指数)」となる。
7月実施の第1回調査では、現在の暮らし向きについてインドの83をトップに、ブラジル、中国というブリックス(BRICs)3ヶ国とマレーシアが70近い数値を示した。一方、ロシアは30台と低調。3ヶ月後の暮らし向きはブラジルが80だが、英国は15と極めて低い数値となった。