マッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)によるエミリオ・プッチ(EMILIO PUCCI)が、2018年リゾートコレクションを発表した。
太陽の下で楽しむ上海からマイアミまでの旅をテーマに、海に浮かぶボートの上で気ままに過ごす生活や、陽気な街の散策に適したリラックス感たっぷりのワードローブ。
流れるようなシルエットに乗ったパステルカラーの色彩。レモンイエロー、エメラルドグリーン、セルリアンブルー、ピンクなど、心躍るカラーパレットが揺れるドレスやチュニックには、咲き誇るオリエンタルガーデンの花々がアールデコの曲線によって描かれている。トロンプイユのように刺繍されたベルトや胸元のディテールもユニーク。ヴィンテージのプッチ柄はマキシ丈のシャンプスーツやニュアンスカラーのシルクパジャマに刺繍によって施され、テクスチャーの遊びとミスマッチな柄の組み合わせでキャッチーに蘇っている。ピケ織りのマキシドレスやシャツの中では、愛らしい魚たちがワルツを奏で、太平洋を渡る旅を高揚させる。パテントレザーのアウターやグラマラスなガウン、サファリジャケットもこの旅には欠かせないアイテムだ。
足元は、シンプルなクロスフラットサンダルやアッパーに立体的なフラワーモチーフをあしらったスリッパが、コレクションのエフォートレスなムードを牽引する中心的なアイテムに。バッグは、レザーパイピングと刺繍が施されたトートバッグやアーキテクチュアルな雰囲気を醸し出すショルダーバッグに加え、ロゴ入りのショルダーストラップ、パームサイズのチェーンバッグ、レザーのバックパックなど、夏のリラックススタイルを彩る豊富なラインアップが展開された。