日本橋三越本店は、カフェを軸にした複合型のコンセプトショップ「はじまりのカフェ(Hajimarino cafe)」を3月26日、同店本館7階にオープンする。
同ショップでは、忙しくても年を重ねても活動的に自由に暮らしたいと考える顧客に対して、食文化・旅・アウトドア・趣味・物作りなど様々な生活文化の体験を提案。「はじめて」の経験に出合う場所として、モノの販売だけではなく体験できるコンテンツを中心にラインアップ。「どこに行けば買えるのか分からないモノ・コト」をテーマに体験型商品の販売に力を入れる。
売り場面積は約535平方メートルで、オープン時の取り組み企業は約40社を予定。「PLAY/遊ぶ」「SHIFT/変える」「LEARN/学ぶ」の3キーワードに沿った五つのゾーンで構成される。
体験提案型ポップアップショップゾーン「ゲート(GATE)」では、ショップを定期的に入れ替え、世の中にある様々な「はじめて」を紹介。オープン記念第一弾は「自然とはじめる物語」と題して、ツリーハウスや有機農業体験の販売を行い、自然と共に生きる新しい暮らし方を提案する。「ツール(TOOL)」ゾーンでは、カメラやモバイル端末の他、撮影セミナーやフォトサービスなどITを活用したライフスタイルを提案。「ギア(GEAR)」ゾーンでは、アウトドアブランド「モンベル(mont-bell)」のトレッキングアイテムを中心にそろえ、体験ツアーやセミナーと組み合わせて“コト”を販売する。
「ガイド(GUIDE)」ゾーンでは、専属の管理栄養士が考案した献立が届く三越の食事宅配便「健康倶楽部」やオーダーメイド型家事代行サービス「らくらくメイド宅急便」などを紹介し、健康管理や快適な生活をサポートしていく。「フォレスト(FOREST)」ゾーンでは、オーガニック商品や調味料、キッチングッズ、観葉植物などを取り扱い、飲食もできるオープンスペースも用意。食・生活・アウトドアなど様々なテーマを設けたワークショップを毎日開催し、自分でも取り入れられる一流のコツや楽しみ方をシェフやバリスタなどその道のプロが直接伝授する。