三井不動産が3月20日オープンする商業施設「コレド(COREDO)室町2」 には、日本全国の”うまいもん”が大集結する。
1階には、創業315年を誇る日本橋の鰹節専門店「にんべん」が初めて手掛ける飲食業態「日本橋だし場 はなれ」がオープン。旬の食材を使用した具だくさんの汁物メニュー、炊き込みご飯、お惣菜など、日本食の基本である”だし”を堪能できるメニューがそろう。
同階には北国のお酒を味わえるバー「八海山 千年こうじや」も出店。壁面に日本酒がオブジェのように飾られた店内で、新潟・魚沼の超軟水と酒造に適した米で造られた日本酒を提供。日本酒に合う食事も提案するのに加え、“八海山大吟醸”を使用して作られた限定のバウムクーヘンも販売する。また、同店の隣に位置する「牡蠣場 北海道厚岸」では、1年中“生”牡蠣を提供し、イクラやホッケ、エビなどの海産物、好みの温度10段階でオーダーできる日本酒と共に堪能できる。
四国の食を扱う店も複数オープン。土佐名物のお菓子「芋けんぴ」を販売する「芋屋金次郎」は店内に“揚げ工房”が設置され、揚げたての芋けんぴが供される。また「SHIKOKU バル」では、魚のすり身を揚げた愛媛・宇和島の名物「じゃこてん」や、香川の「讃岐うどん」、徳島のゆったりとした環境で丹念に飼育された「阿波尾鶏」を使用したメニューを取り扱う。
名古屋や九州の食も充実。日本三大地鶏の一つである「名古屋コーチン」を使用した親子丼や唐揚げなどをイートイン、テイクアウトで提供する愛知の「鶏三和」では、一般ブロイラーの約3倍の手間隙をかけて飼育された、脂肪分が少なく、豊かな旨味の鶏を味わえる。また、鹿児島の薩摩揚げ専門店「玖子貴(きゅうじき)」は、チーズや半熟卵、トウモロコシなど様々な食材を取り入れた薩摩揚げを販売。「博多もつ鍋 やまや」では、こだわりぬいた辛子明太子と、国産牛の小腸のみを使用した極上のもつ鍋を提供する。