ファッションデザイナーの中野裕通は1951年11月10日生まれ。宮城県出身。
仙台の高校を卒業後、株式会社ニコル、ビギに入社。その後、81年に女性服専門のアパレル企業であるサンエーインターナショナルに入社し、「ビバユー(VIVAYOU)」事業部に所属。84年、同社にてファッションブランド「ヒロミチナカノ(HIROMICHI NAKANO)」を設立。毎日ファッション大賞新人賞受賞後、独立。91年ヒロミチ・ナカノデザインオフィス設立した。
98年のパリコレクションに初参加し、コケティッシュなスタイルが人気となる。その後、活躍の場を世界に広げていった。99年、第42回FEC(日本ファッションエディターズクラブ)アワード特別賞を受賞した。
日本各地の学校の制服も数多くデザインしており、1994年には学生服メーカーのトンボと提携。
現在も毎シーズンコレクションをショー形式で発表している。