スイス発のデザインプロダクトブランド「スタドラフォーム(Stader Form)」が、アロマディフューザー「レア(Lea)」を12月中旬に国内発売する。
“史上最もピュアなフレグランスを香らせるアロマディフューザー”と銘打ったこの商品は、国際特許を取得した機能を搭載し、水を使わずにエッセンシャルオイルを香らせる
直径6cm、高さ約20cm、重さ298gのコンパクトな設計で、充電式乾電池を使用するためコンセントが不要なのも特徴。
「連続運転モード」の他、10分の運転と20分の休止状態を一定間隔で繰り返す「インターバルモード」、光感知センサーで明るさを感知し、暗くなると自動的に電源がオフになる「デイライトモード」の三つのモードを備えている。1回の充電で、連続運転モードで約6日間、インターバルモードで約20日間稼働する(室温20度、湿度48%の場合。アロマオイルの成分によって変動あり)。
ホワイト、ブラック、ベリー、メタルの4色をそろえ、価格は9,800円。尚、パソコンなどに繋いで使用できるUSBケーブルも付属する。また、エッセンシャルオイルは好みのものを使用出来るが、スタドラフォームオリジナルのエッセンシャルオイルも用意している。
スタドラフォーム社は、CEOのマーティン・スタドラー(Martin Stadler)が設立。プロダクトデザイナー達とのコラボレーションにより、スタイリッシュなデザインの家庭用器具をスイスから世に送り出してきた。日本でも既にファンヒーターや加湿器などが、大手百貨店などで取り扱われている。
「『Jasmin』(既存のアロマディフューザー)の成功を受けて、その欠点を克服するような商品を求めてLeaを開発することにした。そして10ヶ月かけてケーブルが不要で、オイルをそのまま香らせるという画期的な商品が出来上がったんだ。内部に小さいファンが搭載されていて、アロマを分子にして空中に拡散する仕組み。このLeaはスイスやベルリンで既に発売されていて、好評を得ているので、日本市場にも期待している。日本はアロマが人気だし、スリムでシンプルなデザインも受けると思う」とスタドラー氏は話す。