デザイナー幾左田千佳(きさだ・ちか)が手掛けるウィメンズブランド「レキサミ(REKISAMI)」のクローズアップイベントが27日から3月5日まで伊勢丹新宿店3階リ・スタイルにて行われている。
リ・スタイルのエントランスには限定のモッズコートやブラウス、先行発売のオーストラリアのバレエシューズメーカー「ブロック」とコラボレーションしたチュールをふんだんに用いたダンスシューズをディスプレイ。柱周りには2013年春夏のコレクションルックが投影される。
ラックには繊細なレースを用いたベストやブラウス、定番のゴブラン織りコートなど今シーズンのウエアが並ぶ他、伊勢丹限定のユーズドTシャツリメイクシリーズも掛かる。このTシャツは裾にぺプラムかフリルを縫い付けたボディと、パールやビジューを布に施したネックレスのセット。リメイク品なので多くは生産できないが、アイテムやディテールを変えて毎シーズン登場している。
レキサミの担当者は「細かいテクニックを用い、手を惜しまないモノづくりを心掛けている。裏地・ポケットの袋布など見えない部分へのこだわりや手作業の刺繍など女性デザイナーらしい繊細さが、お客様にとって“ツボ”となっているようだ。メインターゲットは30代半ばから40代だが幅広い方に購入いただいている。今は年齢に関係なく、モノと自分の感覚が合えば買う時代だと思う。ブランドのテイストが幅広い方の感性にマッチしているととらえている」と語る。
価格帯はジャケット・コート4万から6万円、ボトム3万円代、ブラウス2万から3万円、ワンピース3万から4万円。伊勢丹新宿店の他、アッシュ・ペー・フランスやバーニーズニューヨーク新宿店、ヴァルビート(valveat)81など全国のセレクトショップで扱われている。