2月5日コム デ ギャルソン・オム(COMME des GARÇONS HOMME)が東京・青山のショールームにて2013-14年秋冬コレクションをフロアショー形式で発表した。
デザイナー渡辺淳弥が考える「こだわりの定番」をコンセプトに毎シーズン作り込んだ定番アイテムを見せる同ブランド。今までインディヴィジュアライズドシャツ(INDIVIDUALIZED SHIRTS)やヴァルスター(VALSTAR)など様々なコラボレーションしているが、今季は新たにシャツブランドのクリーブ オブ ロンドン(CLEEVE OF LONDON)やギ ローバー(GUY ROVER)、アウトドアブーツのダナー(DANNER)を開拓した。
ランウエイ前半はダッフル、ハンティングジャケット、マウンテンパーカーなどのアウター類が登場。コットン×ポリエステルの混紡やボンディング素材を使用し、オレンジ、イエロー、グリーンなどで提案された。前立てやフード裏からはチェックやハウンドトゥースなどの柄生地がのぞく。インはアーガイル、ボーダー、チェックなどのニットやシャツを合わせる。
コートの次はツイードのクラシカルなジャケットが現れた。コーデュロイ、迷彩柄などに展開され、ヴァルスターの迷彩柄コートにダウンベストやミリタリージャケットのキルティングライナーをonするなどレイヤードを遊んだスタイルに行きつく。
ラストは今まで提案されたアイテムのブラックカラーが登場しシックな雰囲気に。ダブルのスーツにステンカラーコートで幕を閉じた。