いよいよ開幕する2014 FIFAワールドカップブラジル大会。今回は機能的かつオシャレに進化したスパイクが発表されている。ブランドごとに着用プレーヤーを織り交ぜつつ紹介する。「ナイキ(NIKE)」は、パフォーマンスフットウエア4種を発表している。
ナイキフットボールのデザインディレクターであるデニス・デコビッチは、「ロナウドがマーキュリアルR9を着用した1998年と同様に、今年はナイキがスパイクを一変させた年として記憶に残るだろう。色使いだけでなく大胆なアイデアやイノベーションを盛り込んだ」とコメント。
2013年5月にリオデジャネイロで発表された「ハイパーヴェノム」は、アタッカーのために開発。ブラジルのネイマール(Neymar)、イングランドのウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)やダニエル・スターリッジ(Daniel Sturridge)などが支持し、大久保嘉人、大迫勇也、柿谷曜一朗が「ハイパーヴェノム ファントム」を着用する。
「ティエンポV」は、クラシックなデザインに21世紀の最新技術を搭載。伊野波雅彦、森重真人が「ティエンポ レジェンドV」を着用予定。
「マジスタ」はフィット、ボールタッチ、トラクションの進化にフォーカスしたデザインで、ハイカットのシルエット。山口蛍が「マジスタ オブラ」を着用する。
独自の製造技術であるナイキ フライニットによりスピードを追求した「マーキュリアル スーパーフライ」は、5月にクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がマドリードで発表。長友佑都が着用予定。
ハイパーヴェノムとマーキュリアルは鮮やかなレッドとゴールド、ティエンポとマジスタはネオンイエローとゴールドの2カラー。マジスタは現在販売中で、マーキュリアル、ハイパーヴェノム、ティエンポは6月13日発売。