ミラノのコレクションブランド「ポーツ 1961(PORTS 1961)」が、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)をプリントした特別コレクションを制作。六本木のセレクトショップ「リステア(RESTIR)」で10月28日まで作品展示と限定商品の発売をしている。ウェブサイトでも販売予定。
今コレクションは、ニューヨークのフォトグラファー、クリストファー・マコス(CHRISTOPHER MAKOS)が公私共に親交の深かったアンディ・ウォーホルを撮影したポートレートを使用して製作。マコスの師であるアメリカのアーティスト、マン・レイ(Man Ray)が、かつてマルセル・デュシャンの別人格の女性、ローズ・セラヴィを撮影した作品へのオマージュとして、ウォーホルが女性のような姿で写し出されたプリントをもとに、Tシャツやスウェットシャツ、バッグなどを特別にデザインした。また日本限定アイテムとしてウォーホルをカットワークで描いた左右非対称のサルエルパンツ(5万500円)を用意している。
PORTS1961は、1961年に日系のルーク・タナベ(LUKE TANABE)によりカナダで立ち上げられたラグジュアリーブランド。1970年にニューヨークに拠点を移し、エレガントを貴重としたモダンなライフスタイルを提案するブランドとして成功を収め、ヨーロッパ、アジアにもオンリーショップを展開。現在はミラノファッションウィークにて、メンズ・レディスともにコレクションを発表している。
本展は世界主要都市のセレクトショップを巡回予定。日本は、ミラノのディエイチ・コルソ・コモ、ロンドンのセルフリッジに続いての開催となった。