緻密な描写がリアルを超え、魂を揺さぶる。
そのような作品に囲まれた空間に身を置くことができるのが、神戸ファッション美術館の特別展「吉村芳生~超絶技巧を超えて~」。
毎日描き続けた膨大な数の自画像、1文字1文字をすべて書き写した新聞紙、10メートルの色鉛筆画―。吉村芳生が生み出す、リアルすぎるほどリアルな作品は、どれも観るものに凄みを感じさせます。
1950年、山口県に生まれた吉村芳生が一躍注目を浴びたのは2007年のこと。この年に開かれた「六本木クロッシング2007」展(森美術館)に出品された作品が大きな話題となり、吉村は57歳にして突如、現代アート・シーンの寵児となりました。
本展は吉村芳生の回顧展として、初期のモノトーンによる版画やドローイング、後期の色鮮やかな花の作品、生涯を通じて描き続けた自画像など、代表作約60件にて吉村の全貌を伝えます。2013年に惜しまれつつ早逝した吉村芳生の、ただ上手いだけの絵ではない、描くこと、生きることの意味を、観るものにも問い続けるような真摯な作品の数々を、ぜひお楽しみください。
1)タイトル 吉村芳生~超絶技巧を超えて~
2)会 場 神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2の9の1)
電話078・858・0050 ファックス078・858・0058
3)開催期間 2021年4月10日(土)~ 6月13日(日)
※新型コロナウイルスの影響で変更の場合があります
4)休館日 月曜日、5月6日(ただし5月3日は開館)
5)開館時間 10時~18時(入館は17時30分まで)
6)観覧料 一般1000(800)円、大学生・65歳以上500(400)円、高校生以下無料
※神戸市内在住の65歳以上の方は無料
※カッコ内は有料入館者30人以上の団体料金
※小学生以下は保護者(大学生以上)の同伴が必要
※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)で割引
7)主 催 神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞社
8)後 援 サンテレビジョン、ラジオ関西
9)展示協力 大阪樟蔭女子大学
10)企画協力 株式会社アートワン
■展示ゾーン概要
・ありふれた風景(初期の日常風景を写し取った作品)
・自画像の森(吉村のライフワークともいえる自画像を紹介)
・百花繚乱(色鉛筆で描かれた花の作品を紹介)
■吉村芳生プロフィール
1950年に山口県防府市に生まれる。山口芸術短期大学卒業後、広告代理店にデザイナーとして5年働いた後、創形美術学校などで版画を学び、版画とドローイングの作家としてデビュー。日常のありふれた情景をモチーフとしたモノクロームの作品で国内外の多くの美術展で入選を重ねる。1985年には山口県の徳地に移住し、豊かな自然の中で色鮮やかな花がモチーフとして登場するようになる。2007年「六本木クロッシング:未来への脈動」(美術館)への出品作が注目を集める。その後精力的に制作を続けたが、2013年、病のために惜しまれつつ亡くなった。
●お問い合わせ
神戸ファッション美術館
(指定管理者:神戸新聞地域創造・神戸新聞事業社共同事業体)
TEL:078-858-0050
URL:https://www.fashionmuseum.or.jp
●ご来館者には下記をアナウンスして対応し、安全を第一に運営してまいります。
・入館時の体温測定にご協力ください。咳、発熱など体調不良の症状がある方は、ご来館をご遠慮いただきますようお願いいたします。
・マスク着用をお願いいたします。咳エチケットをお守りください。
・手指消毒にご協力ください。館内に消毒液をご用意しております。
・館内では会話をお控えいただき、お静かにご鑑賞ください。
・近くの方とできるだけ間隔をおいて、ご鑑賞ください。
このほか状況により、入館制限・禁止をお願いする場合があります。
・感染予防や拡散防止のため、美術館スタッフはマスクを着用しています。
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