東京・銀座の数寄屋橋交差点角に大型商業施設「東急プラザ銀座」(東京都中央区銀座5-2-1)が3月31日にオープンした。
銀座の新たなランドマークとして“伝統と革新”をテーマに掲げる同施設は、地下2階(地下3~5階は駐車場)から地上11階の13フロア構成。東京メトロ銀座駅C2・C3出口直結、また数寄屋橋交差点側には3階へ直通するエレベーターを設置し好アクセスにある。
“食”、“文化”、“ファッション”など様々な視点から人々の暮らしに寄り添う出店店舗は全125店。1階から2階にはグローバルブランドの路面店が立ち並び、地下2階と10・11階は話題のグルメ店が軒を連ねるレストランゾーン、6階と屋上はカフェを併設した開放的なパブリックスペース、地下1階と3階から9階はバラエティー豊かなショップがそろうショッピングゾーンとなっている。本記事では、この“ショッピングゾーン”にフォーカスし、新業態や、日本・東京初のショップをメインにピックアップし紹介する。
レストラン・カフェ編はこちらから
1・2階に立ち並ぶグローバルブランドの路面店
数寄屋橋交差点側で一際目を引くのは、バリー(BALLY)のゴールドのファサードだろう。世界最大の旗艦店となった同店では日本最大のアイテム数をラインアップ。さらに日本初の「ジェントルマンズ・コーナー」も設置され、体験型のショッピングを楽しめる空間となっている。一方、西銀座通りで日本初の旗艦店を構えるのは、ハンター(HUNTER)とグローブ・トロッター(GLOBR-TROTTER)。グローブ・トロッターは、トラベルケースだけでなくフルレザーコレクションもそろう世界で初めてのショップ。今回オープンを記念して銀座店限定カラーのバッグも展開される。ハンターもフルラインをそろえる日本で初めての旗艦店。ハンターからは記念に160足限定でゴールドのバックルと“銀座”の刻印が入ったレインブーツが発売された。この他、アルマーニタワーから移転したメンズ・ウィメンズのフルアイテムを扱うエンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)、銀座エリア初出店のストラスブルゴ、クルチアーニ(Cruciani)、エドワード グリーン(EDWARD GREEN)などが堂々オープンした。
エンポリオ アルマーニ銀座店
東急百貨店の新業態セレクトショップ「ヒンカリンカ」
3から5階に位置する東急百貨店が手掛けるセレクトショップ「ヒンカリンカ」は、従来の百貨店型に見られるアイテムごとの編集でなく、購入者の“気分”でカテゴライズした新しいスタイルのショップ。1stフロア(3階)は、“高揚感、発見、刺激”をテーマとし、雑貨やセレクトアパレル、コスメを展開。銀座初出店となるシャネルやエルメス、フェンディなどのヴィンテージバッグ&アクセサリーをセレクトするブランド・タイムレストウキョウ(TIMELESS TOKYO)や、ディオール(Dior)のコスメを扱うスペースなどで構成される。“憧れ、ときめき、特別感”を軸にした2dnフロア(4階)では、国内外から選んだ約60ブランド、1,000足のシューズをメインに取扱う。シャーロット オリンピア(Charlotte Olympia)、ステラ マッカートニー(Stella McCartney)、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)など有名ブランドから、16SSにデビューしたイパネマ ウィズ スタルク(Ipanema with STARCK)まで独自のセレクトがユニークだ。“共感、自然体、くつろぎ”とした3rdフロア(5階)は、ベビー&キッズギフトのマールマール(MARLMARL)や、チョコレート専門店「カカオ マーケット バイ マリベル」、ナイキ(NIKE)、アディダス オリジナルス(adidas Originals)など話題を集めるスニーカー等をそろえ今の東京カルチャーを発信してくという。また、リミテッドアイテムとして、ピエール アルディ(PIERRE HARDY)のスニーカーや、デンハム(DENHAM)のデニムなどが登場。
都内最大の市中空港型「ロッテ免税店銀座」
8・9階の2フロアを丸々ジャックしたのは都内最大となる市中空港型免税店「ロッテ免税店銀座」。訪日外国人や出国日本人に向けた関税、消費税、酒税、煙草税を免税した商品を取扱う。ブランドラインアップは、グッチ(GUCCI)、アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MQUEEN)、コーチ(COACH)、トリーバーチ(TORY BURCH)などのアパレル、フランクミュラー(FRANCK MULLER)、オメガ(OMEGA)などの時計、フェンディ(FENDI)、ディオール(Dior)などのサングラス、トムフォード(TOMFORD)、SK-II、エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)などの化粧品に加え、ゴディバ(GODIVA)のチョコレートや、お酒、煙草など。
ロッテ免税店銀座8階
ロッテ免税店銀座9階
他にも日本・東京初出店のブランドやショップが多数入居
7階フロアの2/3を占めるのは東急ハンズの新業態「ハンズエキスポ」。“カルチャーをつなぎ、カルチャーを育む”をコンセプトに、“和”、“都”、“知”、“美”、“食”と5つのゾーンに分けて雑貨や文具、アクセサリー、調味料、スイーツ、生活用品などを扱う。奥にはステージを設けたカフェも併設。5階にはアクタスによるアウアー(Ouur)などを扱うセレクトショップ「スローハウス」や、ナイジェル・ケーボン初のウィメンズショップ「ナイジェル・ケーボン ウーマン アーミー・ジム」、ミズイロインド(mizuiro ind)と今春デビューしたばかりのメンズブランド・ミディウミソリッド(MIDIUMMISOLID)を軸として扱うセレクトショップ「マーコートデザインアイ」などが出店。6階は、東京の下町墨田区に1号店を構える「IKIJI」、京都・東山で人気の刺繍小物店「京東都」、紙を素材としたアイテムを展開する「SIWA Collection」など日本のもの作りにフォーカスした店舗ラインアップとなっている。
スローハウス
銀座の新たなランドマークとして“伝統と革新”をテーマに掲げる同施設は、地下2階(地下3~5階は駐車場)から地上11階の13フロア構成。東京メトロ銀座駅C2・C3出口直結、また数寄屋橋交差点側には3階へ直通するエレベーターを設置し好アクセスにある。
“食”、“文化”、“ファッション”など様々な視点から人々の暮らしに寄り添う出店店舗は全125店。1階から2階にはグローバルブランドの路面店が立ち並び、地下2階と10・11階は話題のグルメ店が軒を連ねるレストランゾーン、6階と屋上はカフェを併設した開放的なパブリックスペース、地下1階と3階から9階はバラエティー豊かなショップがそろうショッピングゾーンとなっている。本記事では、この“ショッピングゾーン”にフォーカスし、新業態や、日本・東京初のショップをメインにピックアップし紹介する。
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1・2階に立ち並ぶグローバルブランドの路面店
数寄屋橋交差点側で一際目を引くのは、バリー(BALLY)のゴールドのファサードだろう。世界最大の旗艦店となった同店では日本最大のアイテム数をラインアップ。さらに日本初の「ジェントルマンズ・コーナー」も設置され、体験型のショッピングを楽しめる空間となっている。一方、西銀座通りで日本初の旗艦店を構えるのは、ハンター(HUNTER)とグローブ・トロッター(GLOBR-TROTTER)。グローブ・トロッターは、トラベルケースだけでなくフルレザーコレクションもそろう世界で初めてのショップ。今回オープンを記念して銀座店限定カラーのバッグも展開される。ハンターもフルラインをそろえる日本で初めての旗艦店。ハンターからは記念に160足限定でゴールドのバックルと“銀座”の刻印が入ったレインブーツが発売された。この他、アルマーニタワーから移転したメンズ・ウィメンズのフルアイテムを扱うエンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)、銀座エリア初出店のストラスブルゴ、クルチアーニ(Cruciani)、エドワード グリーン(EDWARD GREEN)などが堂々オープンした。
エンポリオ アルマーニ銀座店
東急百貨店の新業態セレクトショップ「ヒンカリンカ」
3から5階に位置する東急百貨店が手掛けるセレクトショップ「ヒンカリンカ」は、従来の百貨店型に見られるアイテムごとの編集でなく、購入者の“気分”でカテゴライズした新しいスタイルのショップ。1stフロア(3階)は、“高揚感、発見、刺激”をテーマとし、雑貨やセレクトアパレル、コスメを展開。銀座初出店となるシャネルやエルメス、フェンディなどのヴィンテージバッグ&アクセサリーをセレクトするブランド・タイムレストウキョウ(TIMELESS TOKYO)や、ディオール(Dior)のコスメを扱うスペースなどで構成される。“憧れ、ときめき、特別感”を軸にした2dnフロア(4階)では、国内外から選んだ約60ブランド、1,000足のシューズをメインに取扱う。シャーロット オリンピア(Charlotte Olympia)、ステラ マッカートニー(Stella McCartney)、メゾン マルジェラ(Maison Margiela)など有名ブランドから、16SSにデビューしたイパネマ ウィズ スタルク(Ipanema with STARCK)まで独自のセレクトがユニークだ。“共感、自然体、くつろぎ”とした3rdフロア(5階)は、ベビー&キッズギフトのマールマール(MARLMARL)や、チョコレート専門店「カカオ マーケット バイ マリベル」、ナイキ(NIKE)、アディダス オリジナルス(adidas Originals)など話題を集めるスニーカー等をそろえ今の東京カルチャーを発信してくという。また、リミテッドアイテムとして、ピエール アルディ(PIERRE HARDY)のスニーカーや、デンハム(DENHAM)のデニムなどが登場。
都内最大の市中空港型「ロッテ免税店銀座」
8・9階の2フロアを丸々ジャックしたのは都内最大となる市中空港型免税店「ロッテ免税店銀座」。訪日外国人や出国日本人に向けた関税、消費税、酒税、煙草税を免税した商品を取扱う。ブランドラインアップは、グッチ(GUCCI)、アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER MQUEEN)、コーチ(COACH)、トリーバーチ(TORY BURCH)などのアパレル、フランクミュラー(FRANCK MULLER)、オメガ(OMEGA)などの時計、フェンディ(FENDI)、ディオール(Dior)などのサングラス、トムフォード(TOMFORD)、SK-II、エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)などの化粧品に加え、ゴディバ(GODIVA)のチョコレートや、お酒、煙草など。
ロッテ免税店銀座8階
ロッテ免税店銀座9階
他にも日本・東京初出店のブランドやショップが多数入居
7階フロアの2/3を占めるのは東急ハンズの新業態「ハンズエキスポ」。“カルチャーをつなぎ、カルチャーを育む”をコンセプトに、“和”、“都”、“知”、“美”、“食”と5つのゾーンに分けて雑貨や文具、アクセサリー、調味料、スイーツ、生活用品などを扱う。奥にはステージを設けたカフェも併設。5階にはアクタスによるアウアー(Ouur)などを扱うセレクトショップ「スローハウス」や、ナイジェル・ケーボン初のウィメンズショップ「ナイジェル・ケーボン ウーマン アーミー・ジム」、ミズイロインド(mizuiro ind)と今春デビューしたばかりのメンズブランド・ミディウミソリッド(MIDIUMMISOLID)を軸として扱うセレクトショップ「マーコートデザインアイ」などが出店。6階は、東京の下町墨田区に1号店を構える「IKIJI」、京都・東山で人気の刺繍小物店「京東都」、紙を素材としたアイテムを展開する「SIWA Collection」など日本のもの作りにフォーカスした店舗ラインアップとなっている。
スローハウス