今冬に最新作の公開を控え、注目を集めている映画『スター・ウォーズ』。このほど、国の重要無形民俗文化財でもある「青森ねぶた祭」の前夜祭セレモニーに“スター・ウォーズのねぶた”として登場することが決定。4つのねぶたのうち3つのデザインが解禁となった。
今年に入り、『スター・ウォーズ』は2月に北海道で開催された「第66回さっぽろ雪まつり」を皮切りに、4月にはシリーズの歴史を振り返りながら様々なアーディストとコラボした作品を展示する「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」(東京から順次全国開催中)を、6月には世界初の公式アートとして新キャラクター“BB-8”も描かれた青森県田舎館村での「田んぼアート」、と様々なアート企画を繰り広げてきた。
そして今回、日本の火まつりとして有名な夏の風物詩「青森ねぶた祭」に登場することとなった。同祭は、歴史上の人物や神仏、近年ではNHK大河ドラマをモチーフにした“ねぶた”が登場し注目を集めてきたが、映画作品の登場人物やキャラクターが“ねぶた”として精緻に制作されるのは史上初の試みとなる。
8月1日に特設会場で行われる前夜祭セレモニーに登場する“スター・ウォーズねぶた”は、映画の製作元であるルーカスフィルムが直々に監修したもの。デザインは、シリーズお馴染みのキャラクターであるC-3POとR2-D2が描かれた“ドロイドねぶた”を始め、ルーク・スカイウォーカーやヨーダが描かれた“ジェダイねぶた”、ダース・ベイダーやダース・モールが描かれた“シスねぶた”、そしてシークレットとされ、前夜祭当日発表にされる計4つの“ねぶた”が、夏の夜空を照らすことなる。
また、この“スター・ウォーズねぶた”は、前夜祭セレモニーで一般向けにお披露目された後、8月2日から7日までの「青森ねぶた祭」開催期間中、ねぶたの家「ワ・ラッセ」にて特別展示される。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は12月18日(金)より公開。