表参道でビンテージショップを営み、27日渋谷に新店をオープンしたライラヴィンテージ(LAILA VINTAGE)が、東京・代官山にアーカイブをそろえたショールーム「ライラアトリエ(LAILA ATELIER)」(東京都渋谷区猿楽町1-5代官山ハイム2階)をオープンした。8月よりスタイリストへ向けて開放し、9月から一般へ公開する。
店内にはディレクター・ハシウラ(hashiura)が集めてきた、ウィメンズ、メンズ、バッグ、シューズなどの貴重なアイテムが並ぶ。ウィメンズはイヴ・サンローラン、ミュグレー、クロード・モンタナ、アライア、シャネル、セリーヌ、エルメス、ケンゾー、カンサイなどモードの歴史にその名を刻むメゾン達がそろう。
メンズではタグにMADE IN BRITAIN、LONDONと記載された80年代のジョン・ガリアーノやアートと音楽、ファッションを横断した伝説的デザイナー、スティーヴン・スプラウスの数々、レザーブランドのイースト&ウエストなどの他、約100年前のアーミー物など洋服マニアにとって垂涎のアイテム達が掛かる。「このイースト&ウエストのシルバーレザージャケットはヴィンセント・ギャロのもの。スプラウスはニコラ・ゲスキエールが穴の開くほど見ていった」とhashiura氏。
ここで公開されているものはまだ一部だという。展開しているショップと連動するため、アイテム達は随時入れ替わる。「ビンテージが面白いのは、時が来ればまた新しくなるところ。まだまだ温存しているものがたくさんある。今、あるブランドを集めていて、近いうちにアーカイブ展をやろうと思っている」(同)
なお、アイテムは購入することも可能。営業時間は11時半から20時まで。不定休。