インターネット上でカスタマイズしたシャツをオーダー出来るサービス「オリジナルスティッチ(Original Stitch)」が好調だ。
シリコンバレーで働くエンジニアの“服を買いに行くのが面倒”という思いに応えるため、2013年にスタートした同サービス。世界で7万の登録者を抱え、日本では2014年4月にサービスを開始したところ、3か月で登録者が1万人を突破。現在1万8,000人が登録している。
ドレスシャツからカジュアルシャツまで、様々なタイプのシャツをオーダー可能。袖や襟、ボタン、プリーツなど細部までカスタマイズが可能で、250種類 以上の生地、12種類の襟の生地と裏地袖、9種類の袖の生地と裏地、10色のボタンなどを用意しており、コンビネーションは、10億通り。サイト上に3Dデザインシステムを搭載しているため、リアルタイムにデザインが可能。実物に近いシルエットが表示されるため直感的に手間なくデザイン出来る。サイズ感も、首周りや桁丈、胸囲、ウエストを入力するため、体にフィットするジャストサイズの仕上がり。生産は、有名ブランドの商品も手掛ける日本の生産工場で行われており、その質の高さからリピーター率は40から50%を誇るという。価格は7,500円からで国内送料は無料。現在はメンズシャツのみだが、将来的にウィメンズも検討している。
更に今月、診断アプリ感覚で好みのシャツを見つけることができる「シャツバトル(Shirt Battle)」という企画もスタート。どちらのシャツが好みかという選択を10回繰り返すことで、10億通り以上あるコンビネーションの中から自分にピッタリのシャツを見つけられるというもの。勝ち残ったシャツは、袖や襟、ボタン、プリーツをカスタマイズしてオーダーメイドシャツとして購入することが出来る。