メンズ誌『メンズ イーエックス(MEN’S EX)』と「イセタンメンズ」のコラボレーションによるジャパンメイドの限定品を一堂に集めた特別企画「男のニッポン匠展」が伊勢丹新宿店本館7階催事場で始まった。4月14日まで。
今年で3回目となる本展は、2011年より三越伊勢丹が継続している「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」キャンペーンの一環。日本を代表する選りすぐりのテーラーと各ジャンルのマイスターが一堂に会し、ワンフロアで重衣料から靴、レザー小物などバリエーション豊かに取りそろえる。
テーラーは、丸みを備えた仕立てが特徴の「リッドテーラー」や本場のテーラードを日本に広めた「ヒデアキ サトウ」など9ブランドが登場。マイスターは、手掛ける靴の納期が14ヶ月後という「ヨウヘイ フクダ」や、パティーナの伊藤ユースケがバッグの革を手染めする「フジタカ」など14ブランドが並ぶ。会期中、日替わりでテーラー・マイスターが来場し直接会ってオーダーすることも可能。
注目なのは、イセタンメンズ専属の若手テーラーの山口信人、高島洋明が1日1着ずつ限定でスーツのフルオーダーを20万円(通常は30万円から)という特別価格でオーダーできる企画。生地はイセタンメンズ指定の中から選択、納期は約3ヶ月。山口信人は9日と10日、高島洋明は9日と11日に先着順で対応するという。
期間中は、オーダー会に加え、様々なイベントを開催する。9日から11日の3日間、イセタンメンズのオーダーシャツを特別価格で販売。13日にはお直し工房「サルト」の寒沢利夫による直裁ち仮縫いショーを開催。採寸後、生地に直接線を引いて直裁ちし、当日は90分で仮縫いまで組み立てるという。このショーで作られるオーダーパンツ(通常9万5,000円から)は、同誌読者の中から事前抽選で選ばれた1名へプレゼントされる。