「タエアシダ(TAE ASHIDA)」は14SSコレクションを10月16日に発表した。デザイナーは芦田多恵。
光が鏡に反射するようなプロジェクションマッピングがステージのバックに映し出されたのち、ショーがスタートした。五つのシーンが一続きに展開され、全体を通して、アイコンアイテム「レザーパッツ」を着けた足元や太いバングルを重ね付けした手首などをアクセントにし、上品さだけでなく強さと主張を感じさせる都会的な女性像を打ち出したコレクションとなった。
シーン1は、ゼブラ柄やスネーク柄などのアニマルプリントなどが多く登場、ブラウンやカーキを中心とした色使いがトライバルな雰囲気。サファリテイストをタウンウエアに落とし込んだ。シーン2は、ヴィヴィッドな青と緑と黒と白のペイントアートがモチーフ。前身頃が波打つような曲線でカットされたジャケットも登場した。
シーン3は、赤、青、白のトリコロールカラーのコレクション。青地のピンストライプのパンツスーツに赤のベルトがポイントになったスタイルや、3色のデジタル柄風のアイテムなどを展開。シーン4は、白と水色のシースルー素材やレースが多用された柔らかくピュアなスタイルと、白と黒の大きなペイズリー柄がモチーフになったクールなモノトーンスタイルの2パターンがメイン。シーン5は、パープルやエメラルドグリーンのメタリックな光沢感がある生地、黒や青などのスパンコール生地を用いたドレススタイルが登場した。