「ネ・ネット(Ne-net)」が16日、14SSコレクションを発表した。デザイナーは高島一精。コレクションのテーマは「青い鳥」。
会場は鳥かごや、デザイン家具ブランド「グラフ(graf)」のソファーや机が置かれ、「部屋」が表現された。ファーストルックは鮮やかなブルーのダッフルコートに、白い膝上丈のパンツを合わせたスタイル。その後も、インディゴブルーのセットアップ、サックスブルーの帽子やニット、水色チェックの膝丈パンツなど、様々なブルーのアイテムが登場。高島は今回のコレクションのテーマである「青い鳥」に加え、「晴れ渡った空」「心」などを色で表現した。
また、「青い鳥」に登場する兄妹のイラストが描かれたニットワンピースやセーターの他、ジャカード柄のベストやニット帽、ざっくりしたロングカーディガン、赤や水色のギンガムチェックのシャツなど、どこか懐かしさを感じられるアイテムが披露された。
さらに、ランプやライフルなどのハンティングアイテムが描かれたベストや、フクロウやリスなど森に住む動物柄のアイテムも多く提案。素材は、スウェットやデニム、通気性のよいコットンなどを使用。ゆったりとした作りで、前回のコレクションに比べシンプルなデザインが多い。
「人は『青い鳥』のような存在がいないと、前を向いていけない。ネ・ネットのテーマである“カップルで共有する日常着”という原点に戻って楽な気持ちで作った」と高島。