ファッションデザイナーの鳥居ユキは1943年1月3日生まれ。東京都出身。
15歳の時に、祖母の経営する生地製造会社のテキスタイルデザインを担当。文化学院美術科卒業後は、伊藤すま子デザイン研究所でカッティングとデザイン画を学んだ。
1962年、デザイナーであった母君子のコレクションに初参加しデビューを果たす。ジャンジャック・ピカールとの出会いがきっかけとなり、75年パリコレクションに初参加した。かすりの模様や和花のプリントを大胆に使った「着物風アイテム」を発表し、『エル(ELLE)』などのフランスの雑誌や新聞で高い評価を得る。
94年から2000年には、ウィメンズに加えメンズコレクションを発表していた。05年には「パリコレ参加30周年」の記念コレクションを国立代々木体育館で発表し、4,000人の観客が集まった。銀座5丁目「すずらん通り」とパリのギャラリーヴィヴィエンヌにブティックを構える他、全国の百貨店60店舗でアイテムを展開している。