「フェンディ(FENDI)」は、家具デザイナーのマリア・ペルゲイ(Maria Pergay)とのコラボレーションによるインスタレーションを、12月4日から8日までフロリダ州マイアミにて開催されたアートフェア「デザイン・マイアミ2013」で発表した。
ペルゲイが得意とするステンレススチールの家具に、フェンディを象徴するファーやレザーを組み合わせて制作された作品群を展示。デザインは「インレイ」というファーの制作技術と、トロンプ・ルイユ(だまし絵)の手法を用いたもの。フェンディの伝統やクリエーションにオマージュを捧げた。
ラッカー仕上げのステンレススチールとフォックスファーを用いた「プーフ・ゲラン(Pouf Goeland)」、ステンレススチールとブロンズを使用したイス「シェイズ・リオン(Chaises Lion)」、炎のグラフィックを施し、錬鉄、ステンレススチール、銅網とLED照明を使用した「トルシェール・フラーム(Torchere Flammes)」、多彩なステンレススチール、木材とガルーシャレザーを用いた「カビネ・ペタル(Cabinet Petales)」とアマランス、黒檀、ステンレススチール、卵殻、ガルーシャレザーなどを使用した「ターブル・マロニエ(Table Marronier)」と「カビネ・アルルカン(Cabinet Arlequin)」がそろう。