「フランフラン(Francfranc)」はクリスマスシーズンに向け、100種類のクリスマスギフトを提案する「Francfranc Christmas 100 GIFTS」を展開中だ。
アイテムの特設サイト「100 GIFTS Christmas Story」(http://100gifts.francfranc.com)では、主演にアーティストのBENI、総合演出にMr.ChildrenのPVなども手掛ける島田大介氏らを起用した、インタラクティブムービーを公開。YouTubeでの再生回数は約111万6,500回(12月15日時点)を記録し、大きな反響を呼んでいる。
この企画でアイテムの開発からプロモーションまで手掛けた人物が、服部真奈美さん。ファッション業界で経験を積み、2014年4月にフランフランを運営するバルスに入社。同社初のクリエイティブディレクターに就任し、様々な取り組みを始めたばかりだ。
「学生の頃からファッションに携わっていましたが、年齢を重ねるにつれてライフスタイルに興味を持つようになりました。目指しているのは、ファッションのような感覚でインテリアを楽しんでもらうこと。例えば、クローゼットに入った洋服を好きにコーディネートするように、インテリアを含めたライフスタイルでも一人ひとりの個性や年齢に沿い、その人自身がその空間を好んで心地よく過ごしてもらえるようにアイテム提案をしていきたいと考えています」と話す。
服部さんが同職に就任後、初の本格的なプロジェクトとなった今回の取り組み 。「昨年から、ブランドのオリジナル楽曲を使ったクリスマスのプロモーションを行っていますが、今年はスペシャルムービーをYouTubeで流したり、オフィシャルサイトでインタラクティブムービーを取り入れるなど、新しい試みに挑戦しています。今年のテーマは“Art of Christmas”。ギフトには贈る気持ちや伝えたい気持ち、そしてもらう喜びなど、たくさんの物語がありますよね。そんな気持ちを100の商品に込めて展開しています」(服部さん)。
約2分間のムービーには、100種類全てのクリスマスギフトが登場。気に入ったアイテムをクリックして集め、視聴後に詳細情報をチェックしたり購入したり出来る体験型のコンテンツだ。
来年1月下旬もしくは2月から展開する春夏商品にも服部さんのアイデアが生かされている。「ポップでカラフルなイメージのフランフランも大切にしながら、より上質感を感じられるような商品作りに力を入れました。白黒を基調にしたモードな雰囲気も採り入れて、新しいイメージを作り出すことで、20代のお客さまはもちろん、長年ファンでいてくれる30代、40代のお客様にも喜んでもらえるラインアップになっています」と話す。
“地球へのオマージュ”をテーマに、自然にインスパイアされた約3,000点の商品がそろう。「世の中のトレンドや消費者の嗜好から、フランフランの方向性に合い、且つインテリアに落とし込めるものをセレクトしています。ファッションのトレンドも、コレクション写真をネットでチェックするなどして、常に意識しています」と服部さん。
先月にはフランフラン初の展示会を開催したばかり。「メディアやディベロッパーの方々にフランフランの新しい一面を見て頂けたのでは」と手応えを感じたようだ。
今後のフランフランの方向性についてはこう語る。「これまでのイメージも大事にしながら、幅広い女性に向けたファッショナブルでスタイリッシュな 新しいテイストも提案して行きます。ファンの皆さんの声にも耳を傾けながら、毎日の生活が楽しくなるようなライフスタイル作りのお手伝いをしていきたいと思います」。クリエイティブディレクターを迎え、新たな歩みを始めたフランフラン。あらゆる女性のライフスタイルに寄り添う力強い存在だ。
「Francfranc Christmas 100 GIFTS」ムービー