レディー・ガガが出演することで話題の映画『マチェーテ・キルズ』が3月1日に公開される。前作『マチェーテ』から続く第2作目だ。
ストーリーはダニー・トレホ演じる主人公・マチェーテがアメリカ大統領(カルロス・エステベス=チャーリー・シーンの本名)からワシントン壊滅を目論むメキシコの革命家(デミアン・ビチル)の始末依頼を受けるというもの。舞台が進むに連れ黒幕の武器商人ヴォズ(メル・ギブソン)の真の目的が判明してくる。
監督のロバート・ロドリゲス節は相変わらずだ。前半は荒野のアクションから後半は○○に変化と『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を彷彿とさせるストーリーに思わずほくそえむ。冒頭の予告編から伏線が張られるなど正にロドリゲスのノリ。『グラインドハウス』予告編から始まったマチェーテらしい。また、ブラマシンガン、装甲車など、『デスペラード』から続くおバカな創造性をいかんなく発揮する。代名詞のアイテム・マチェーテ(鉈)も進化?する。
脇を固める俳優達も豪華。アントニオ・バンデラス、キュー バ・グッディンJr、ジェシカ・アルバ、ジョニー・デップの恋人アンバー・ハードらが出演。映画発出演のレディー・ガガは彼女らしい役柄で登場。それが“最低の映画”を選出するゴールデンラズベリー賞助演女優賞ノミネートの理由なのか?良くも悪くも彼女らしく自然な役どころだ。
現在全国展開するネイルサロン「ネイルクイック」ではガガ、ハード、ミッシェル・ロドリゲス、ソフィア・ベルガラ4名が演じる、各キャラクターをイメージしたネイル4種類を施術するキャンペーンを実施している。
新宿バルト9他でロードショー。