矢野顕子は、『akiko』以来5年半ぶりとなるスタジオアンサンブルによるニューアルバム『飛ばしていくよ』を3月26日にリリースする。
レーベル移籍後第1弾となる本作では、YMOが全面バックアップして製作された80年代までのサウンドの延長線上につながるエレクトロニックポップスワールドを披露。新曲に加え、デビューアルバム『JAPANESE GIRL』から『電話線』、YMOワールドツアーで演奏し海外人気も高い『在広東少年』のセルフカバー、吉田美奈子の1976年の名盤『FLAPPER』に楽曲提供した『かたおもい』の自身初演、yanokamiバージョンから更に進化した自身アレンジによるオフコースのカバー『YES-YES-YES』、伊勢丹のタータンチェックリニューアルに合わせて発表されたオフィシャルソング『ISETAN-TAN-TAN』、リラックマ誕生10周年を記念したイメージソング『リラックマのわたし』を含む、全11曲が収録されている。レコーディングは東京・ニューヨークで行われた。
トラックメーカーとして、砂原良徳、BOOM BOOM SATELLITES、松本淳一(MATOKKU)、sasakure.UK、AZUMA HITOMI、マーク・リーボウのセラミック・ドッグらを迎え、コーラスに大橋トリオ、坂本美雨が参加している。
また、アルバムタイトル曲『飛ばしていくよ』のトラックとアルバムのレコーディング模様が融合したスペシャル映像「飛ばしていくよーTrailer」がYouTubeで期間限定で公開されている。