今年で14回目を迎える、横浜の秋の風物詩「横浜オクトーバーフェスト 2015」が10月2日から18日まで、横浜赤レンガ倉庫のイベント広場で開催される。
ドイツ・ミュンヘンで1810年より開催されている、世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」。これを模して横浜で開催されるオクトーバーフェストは、本場に限りなく近い雰囲気を楽しめるよう、ドイツの建築様式が取り入れられている横浜赤レンガ倉庫を会場にして2003年よりスタート。近年では女性客も増加し、昨年の来場者数は13万9,000人を記録した。
今年は3,150席を用意し、過去最大規模で開催。ドイツ政府から公式に「オクトーバーフェスト」のための醸造を許可されている“ミュンヘン6大醸造所”のうち、5つの醸造所のビールが登場するなど、過去最多となる100種類を超えるビールが提供される。中でも注目なのが、樽生として日本初上陸のドイツビール「アウグスティナーラガービアヘル」(460ml 2,800円)。豊かな泡立ちとアロマの香りが特徴の同ビールは、その希少さから毎日先着100名限定で提供される。
その他、1000年の伝統を受け継ぐダークラガー「ヴァイエンシュテファン トラディション」(500ml 1,900円)や、バナナやクローブのアロマが香る「ハッカー・プショール ヘーフェヴァイスビア」(500ml 1,600円)などのビールを用意。また、同イベントではお馴染みの1リットルサイズの巨大なビールジョッキ「マスジョッキ」や、17世紀のイングランドで発明された高さが約1ヤード(90cm)もある「ヤードグラス」、ブーツ型の「ブーツグラス」など、個性豊かなビールグラスが登場する。
フードでは、本場の「オクトーバーフェスト」でも親しまれるソーセージやザワークラウトを始め、トリュフが香る風味豊かなソースが特徴のドイツの生パスタ「きのこクリーム ソースのシュペッツレ」(1,500円)などのメニューを用意。また、メインテントの装飾には、ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」にならい、ドイツの定番菓子である「プレッツェル」と「レープクーヘン」を使用することで、本場の雰囲気を演出。ステージでもドイツ楽団による音楽や踊りが披露され、本場さながらの雰囲気が再現される。
その他、今回は初の取組みとして、買い物の後でも気軽に立ち寄れるように、土日祝のみ限定で1日500円の手荷物一時預かりサービスを実施。10月2日、7日、14日には女性が気兼ねなく参加出来るようにと女性専用席が設置される。
【イベント情報】
「横浜オクトーバーフェスト2015」
会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場
住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-2
会期:10月2日~18日
時間:平日12:00~21:30、土日祝11:00~21:30
(10月2日のみ17:00~21:30、飲食の販売終了時間は21:00)
入場料:300円