伊勢丹新宿店で、スペインの食と文化を紹介するイベント「スペイン展 オラ エスパーニャ!(Hola Espana!)」が7月7日まで6階催物場にて開催されている。出店した約30ブランドの中から、編集部イチオシの2店をご紹介。
1店目は、スペイン料理の定番・パエリアを販売する「エルビゴーテ」。イベリコ豚、カレーなど四つの味をラインアップする他、「まいわしのマリネ」(648円)や「小エビとブロッコリーのアヒージョ」(756円)など、スペインの家庭料理もずらり。一番人気はエビ、イカ、アサリなど海の幸がたっぷり盛られた「シーフードのパエリア」(1,080円)。トマトやオリーブオイルの香りがするパラパラの米に、魚介のエキスがしみ込んだ後をひく美味しさ。いずれも、会場で作られたできたてをテイクアウトできる。
2店目は日本初出店の「オリジナルチュロス」。チュロス発祥の地・スペインには専門店が多く、歩きながら食べるのが一般的。スペインのカフェではチュロスとホットチョコレートがセットで提供され、夏でもホットチョコレートをつけて食べるという。今店では、オリーブオイルで揚げたチュロスを一度冷凍し、それを空輸して日本(店内)のオーブンで再加熱することで、揚げたての食感を再現。形は2タイプで、星型のほうは表面に砂糖がよく絡まり、カリっとした歯ごたえ。丸型はモチモチした揚げパンのような食感だ。
会期中はスペイン・バルセロナから来日したシェフのラファエル・ジュラドが、その場で調理したチュロスを提供してくれる。また、併設されたイートインスペースでは、揚げ立てのチュロス2本とショコラドリンクがセットになった「チュロス&チョコラータセット」(1,188円)を用意。甘み控えめで濃厚なショコラドリンクは、ホットとアイスの2種類から選べる。