女優のメリル・ストリープ(Meryl Streep)は、1949年6月22日生まれ。アメリカ・ニュージャージー出身。
イェール大学大学院で演技を学び、舞台俳優としてキャリアをスタート。1977年に『ジュリア』で映画デビュー。翌年公開の『ディア・ハンター』でアカデミー賞に初めてノミネートされた。そして1979年の『クレイマー、クレイマー』でアカデミー賞助演女優賞を、82年の『ソフィーの選択』ではアカデミー賞主演女優賞を獲得。その後は賞レースの常連となり、16回のアカデミー賞ノミネート、26回のゴールデングローブ賞ノミネートを経て、2011年『マーガ レット・サッチャー鉄の女の涙』でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞の三つで主演女優賞に輝いた。オスカーノミネート最多記録を持つ。
2006年公開の『プラダを着た悪魔』では、ファッション誌「ランウェイ」の編集長ミランダ役を演じた。ミランダは米「ヴォーグ(VOGUE)」の編集長アナ・ウィンター(Anna Wintour)がモデルだとされている。この作品でメリルはゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞している。
私生活では、1978年に彫刻家のダン・ガマー(Don Gummer)と結婚し、4人の子供を儲けた。娘のメイミー・ガマー(Mamie Gummer)は女優で、2009年にフランスのブランド「ジェラールダレル(GERARD DAREL)」の広告キャンペーンの顔となった。