伊藤忠商事と東レ・ディプロモードは、イタリアBVM(BVM S.P.A.)社が展開するミラノのコレクションブランド「レ・コパン(Le Copains)」のディフュージョンライン「ブルーレ・コパン(Blue Les Copains)」の販売を2014年春夏より開始する。当ブランドは伊藤忠商事がBVMと日本における独占輸入販売契約を締結し、東レ・ディプロモードが総販売元となる。
当ディフュージョンラインは、80年代にスタートしたスポーツウエアラインを元に、97-98AWから「レ・コパンブルー(Les Copains Blue)」レーベルとして独立。2014年春夏より、ブランド名をブルーレ・コパンに変更した。
中心購買層は30代後半から40代の女性を想定。中心価格帯はニット6万から7万円代、ドレス5万から7万円代、ジャケット7万から10万円代、スカート3万から6万円代。セレクトショップを中心に一部百貨店展開も行い、初年度売り上げは上代ベースで7億円を目指す。
レ・コパンは、1950年代の伊・ボローニャで誕生した、「メイドインイタリー」にこだわる高級ニットウェアブランド。ブランド名は、シルヴィ・バルタン(Sylvie Vartan)ら人気歌手が出演したフランスのラジオ番組「サリュ・レ・コパン(Salut Les Copains)」から取られた。12-13AWシーズンよりファーストラインデザイナーをアレッサンドロ・デラクアが務めている。ヨーロッパの他、北米やアジア、ロシア極東地域にも進出。日本では伊勢丹新宿店、松屋銀座店、東京及び大阪の帝国ホテルプラザなどで販売されている。