世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催された「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018」で好評を博した展示の一部が、「TOKYOGRAPHIE」として10月26日から12月25日まで、都内各所にて巡回展を開催。
2018年は「UP」をテーマに、国内外の気鋭のアーティストの新作や貴重なコレクションを発表。オープニングプログラムとして、深瀬昌久や林道子、関健作による展示がFUJIFILM SQUAREにて行われる。
2012年に他界した深瀬昌久の展覧会「総天然色的遊戯」では、「KYOTOGRAPHIE 2018」のメインプログラムの一つとして開催された深瀬の国内初回顧展「遊戯」を、カラー写真というコンセプトの下に再構築。林道子は、狼にまつわる民話や伝承の視覚化を試み、静謐かつ臨場感溢れる作品「Hodophylax 〜道を護るもの〜」を展示予定。関健作は、「GOKAB 〜HIPHOPに魅了されたブータンの若者たち〜」を展示。若者の目に見えない葛藤や心の揺れなど、被写体の内面が浮かび上がるような力強い写真作品に、被写体自身のグラフィティが施される。また、「KYOTOGRAPHIE 2018」会期中に好評を博した「こども写真コンクール 2018」の入賞作品展「UPはどこ? Which way is Up?」も、FUJIFILM SQUAREに巡回する。
フランスのパリとアルルを拠点に活動する小野規は、2011-12年に被災地を撮影したシリーズの続編を2017年夏に新たに撮影し展示。ギデオン・メンデルは、国境や文化の壁を越えて発生する洪水災害に直面した人々の局面を捉えた作品群「Drowning World」で、温暖化が世界にもたらす危うさや、世界は変わらずあるという盲信への疑問を投げかける。自身にボディ・ペインティングを施し、都会の風景に紛れた写真作品を発表、「見えない男」として知られる中国の現代美術家リウ・ボーリンは、最新作として世界最古のシャンパーニュ・メゾン、ルイナールとのコラボレーション「Liu Bolin × Ruinart」を展示。
「KYOTOGRAPHIE 2018」のサテライトイベント「KG+」主催のコンペティション「KG+Award」でグランプリを受賞した顧剣亨(こ・けんりょう)は、現代におけるユートピアを題材とした受賞作品展「Utopia」を展開。写真家・グラフィックデザイナー・アートディレクター・映像監督など多岐にわたり活躍し、イメージメーカーとして名を博しているジャン=ポール・グードは、シャネルとのコラボレーションのハイライト、そしてグードによるもっともパーソナルなアート作品の二つのパートで構成された「“In Goude we trust!”」を展開。海外での人気も高まる1994年生まれの新星・宮崎いず美は、新作や彼女独自の世界観が濃縮された作品群「UP to ME」を発表。会場には、宮崎の作品がプリントされたBMW i3ラッピングカーも展示される。
その他、例年来場者から好評の様々なパブリックプログラムも開催。本展では、出展写真家によるトークセッションやアーティストトークを中心に、来場者向けの体験型のイベントを開催する。
詳しくは、公式サイト(https://www.tokyographie.jp/)にて確認できる。
2018年は「UP」をテーマに、国内外の気鋭のアーティストの新作や貴重なコレクションを発表。オープニングプログラムとして、深瀬昌久や林道子、関健作による展示がFUJIFILM SQUAREにて行われる。
2012年に他界した深瀬昌久の展覧会「総天然色的遊戯」では、「KYOTOGRAPHIE 2018」のメインプログラムの一つとして開催された深瀬の国内初回顧展「遊戯」を、カラー写真というコンセプトの下に再構築。林道子は、狼にまつわる民話や伝承の視覚化を試み、静謐かつ臨場感溢れる作品「Hodophylax 〜道を護るもの〜」を展示予定。関健作は、「GOKAB 〜HIPHOPに魅了されたブータンの若者たち〜」を展示。若者の目に見えない葛藤や心の揺れなど、被写体の内面が浮かび上がるような力強い写真作品に、被写体自身のグラフィティが施される。また、「KYOTOGRAPHIE 2018」会期中に好評を博した「こども写真コンクール 2018」の入賞作品展「UPはどこ? Which way is Up?」も、FUJIFILM SQUAREに巡回する。
フランスのパリとアルルを拠点に活動する小野規は、2011-12年に被災地を撮影したシリーズの続編を2017年夏に新たに撮影し展示。ギデオン・メンデルは、国境や文化の壁を越えて発生する洪水災害に直面した人々の局面を捉えた作品群「Drowning World」で、温暖化が世界にもたらす危うさや、世界は変わらずあるという盲信への疑問を投げかける。自身にボディ・ペインティングを施し、都会の風景に紛れた写真作品を発表、「見えない男」として知られる中国の現代美術家リウ・ボーリンは、最新作として世界最古のシャンパーニュ・メゾン、ルイナールとのコラボレーション「Liu Bolin × Ruinart」を展示。
「KYOTOGRAPHIE 2018」のサテライトイベント「KG+」主催のコンペティション「KG+Award」でグランプリを受賞した顧剣亨(こ・けんりょう)は、現代におけるユートピアを題材とした受賞作品展「Utopia」を展開。写真家・グラフィックデザイナー・アートディレクター・映像監督など多岐にわたり活躍し、イメージメーカーとして名を博しているジャン=ポール・グードは、シャネルとのコラボレーションのハイライト、そしてグードによるもっともパーソナルなアート作品の二つのパートで構成された「“In Goude we trust!”」を展開。海外での人気も高まる1994年生まれの新星・宮崎いず美は、新作や彼女独自の世界観が濃縮された作品群「UP to ME」を発表。会場には、宮崎の作品がプリントされたBMW i3ラッピングカーも展示される。
その他、例年来場者から好評の様々なパブリックプログラムも開催。本展では、出展写真家によるトークセッションやアーティストトークを中心に、来場者向けの体験型のイベントを開催する。
詳しくは、公式サイト(https://www.tokyographie.jp/)にて確認できる。
【イベント情報】
TOKYOGRAPHIE - KYOTOGRAPHIE Special Edition -
会期:10月26日〜12月25日
会場:FUJIFILM SQUARE、アンスティチュ・フランセ東京、シャネル・ネクサス・ホール 他
TOKYOGRAPHIE - KYOTOGRAPHIE Special Edition -
会期:10月26日〜12月25日
会場:FUJIFILM SQUARE、アンスティチュ・フランセ東京、シャネル・ネクサス・ホール 他