銀座三越では、5月13日、フランスのスイーツやグルメを中心に紹介するイベント「食のフランスフェア」がスタートした。会期は18日まで。
今回のテーマは「アルチザン(職人)の技」。会場にはフランス菓子のパティシエやフレンチのシェフら合計8名が来場、その技術と経験から生み出された自らの商品を紹介する。
M.O.F(Meilleur Ouvrier de France/フランス国家最優秀職人)グラシエ部門で外国人として初めてファイナリストに選ばれたパティシエの「浅見欣則(ヨシノリ・アサミ)」は、美しい断面でオレンジ味のケーク ショコラ オランジェ(2,000円)、2種類のショコラを楽しめるサブレプレッツェル(1,700円)、ヨーグルト風味のソフトクリーム(450円)などを販売する。
東京ミシュランで二ツ星を獲得したフレンチ「エスキス(ESqUISSE)」のシェフ・パティシエである成田一世は、クレームブリュレ(2,316円)やバニラとラム酒の風味が香るカヌレ(279円)を展開。2009年に「パティシエ・シマ(PATISSIER SHIMA)」のエグゼクティブシェフに就任した島田徹も来場、クロワッサンを中心としたパンを紹介。クロワッサン・イズニー(300円)、パンオショコラ(250円)、パンオレザン(250円)など。
2014年、東京・都立大学駅近郊に自身の店「アディクト オ シュクル(Addict au Sucre)」をオープンした石井英美は、銀座三越初登場。パリブレストをアレンジしたパリ ブレスト ノワゼット オランジュ(521円)や、フランボワーズジャムが入った苺のケーキ(521円)を販売する。
「マ・プリエール(Ma Priere)」を手掛けるショコラティエの猿舘英明は、2014年版C.C.C.セレクション・ジャポンで5タブレット(5ツ星)を獲得。カカオを使用したショコラクリームが中に入った、シューペパデオーロ(521円)、ハート型のショコラプリン(521円)を展開する。このほか、来場するのは、フランス菓子研究家の大森由紀子、「セ・モア(C'est Moi!)」の野本孝司シェフ、「レザンファン ギャテ(Les enfants gates)」の伊藤克也シェフら。
また、会場では2002年度、全日本最優秀ソムリエ、阿部誠がオーナーソムリエを務めるシャンパーニュ専門サロン「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス(Salon de Champagne Vionys)」の特設コーナーが設置され、日替わりで同氏厳選のシャンパーニュが紹介される。