シュエ ジェン ファン(Shueh Jen-Fang)によるジェニー ファックス(JennyFax)が、3月18日、東京・青山のギャラリーJASMAC AOYAMAで、2019-20年秋冬コレクションを発表した。
ランウェイルックのスタイリングは、前シーズンに続き、ロッタ ヴァルコバ(Lotta Volkova)が担当している。
ロッタ ヴァルコバは、「ヴェトモン(VETEMENTS)」の他、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」などのスタイリングも手掛けており、世界でも著名なロシア出身のスタイリスト。
ブランドを愛してやまないファンも観客として招待され、大勢の女の子たちが多幸感溢れる表情で会場に集った。
ジェニー ファックスが、東京のファッションシーンを語る上で外せないブランドの一つだと感じるのは、単純に日本的でガーリーな“かわいい”の表現とは異なり、少女たちの心の奥底に潜む不安や曖昧な心情に共鳴するものを、“ファッション”という媒体を通して世の中に形として表現している点にあると思う。
ひと時、いや、永遠かもしれない脆く儚い少女の心情をファッションとしてエネルギッシュに表現できるのは、シュエ ジェン ファンのピュアで情熱的な審美眼があってこそ。
決して一言では言い表せない、不思議で魅力的なファンタジーの世界を、今後もどうか、この街“TOKYO”で追い続けていきたい。
ルックと合わせて、ショーで流された楽曲をSpotifyでチェック!
「Silk」Wolf Alice
「Silence interieur」Youssou Aaron
「28 Theme」John Murphy
「Creep」Scala & Kolacny Brothers
ランウェイルックのスタイリングは、前シーズンに続き、ロッタ ヴァルコバ(Lotta Volkova)が担当している。
ロッタ ヴァルコバは、「ヴェトモン(VETEMENTS)」の他、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」などのスタイリングも手掛けており、世界でも著名なロシア出身のスタイリスト。
ブランドを愛してやまないファンも観客として招待され、大勢の女の子たちが多幸感溢れる表情で会場に集った。
ジェニー ファックスが、東京のファッションシーンを語る上で外せないブランドの一つだと感じるのは、単純に日本的でガーリーな“かわいい”の表現とは異なり、少女たちの心の奥底に潜む不安や曖昧な心情に共鳴するものを、“ファッション”という媒体を通して世の中に形として表現している点にあると思う。
ひと時、いや、永遠かもしれない脆く儚い少女の心情をファッションとしてエネルギッシュに表現できるのは、シュエ ジェン ファンのピュアで情熱的な審美眼があってこそ。
決して一言では言い表せない、不思議で魅力的なファンタジーの世界を、今後もどうか、この街“TOKYO”で追い続けていきたい。
ルックと合わせて、ショーで流された楽曲をSpotifyでチェック!
ショーで使用された楽曲
「Silk」Wolf Alice
「Silence interieur」Youssou Aaron
「28 Theme」John Murphy
「Creep」Scala & Kolacny Brothers