NYジャズシーンを変えた…「ヴィレッジ・ヴァンガード」女主人の人生に注目

2015.05.06

DU BOOKSから4月10日に『ジャズ・レディ・イン・ニューヨーク ブルーノートレコードのファースト・レディからヴィレッジ・ヴァンガードの女主人へ』が刊行された。

同書は、世界で最も名高いジャズ・クラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」を運営する93歳の女性ロレイン・ゴードンが大都会で活躍する姿を描いた物語。村上春樹編訳『セロニアス・モンクのいた風景』にも収録され話題となった自伝の全訳だ。

1922年ニュージャージーに生まれたゴードンは、少女時代よりジャズを愛好しニューヨークへ。ブルーノート・レコード創立者アルフレッド・ライオンとの結婚と離婚、ヴィレッジ・ヴァンガード経営者マックス・ゴードンとの再婚と経営引き継ぎなど、ジャズファン必読のエピソードを多数収録。セロニアス・モンクら様々なアーティストとの交流の様子など、ニューヨークのジャズを変えたといわれるゴードンの人生を全16章で綴る。

書籍情報】
「ジャズ・レディ・イン・ニューヨーク ブルーノート・レコードのファースト・レディからヴィレッジ・ヴァンガードの女主人へ」
著者:ロレイン・ゴードン、バリー・シンガー、訳:行方均
出版社:DU BOOKS
言語:日
ハードカバー/320ページ
発刊:2015年
価格:2,400円
K.H
  • 「ジャズ・レディ・イン・ニューヨーク ブルーノート・レコードのファースト・レディからヴィレッジ・ヴァンガードの女主人へ三」ロレイン・ゴードン、バリー・シンガー
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