「グッチ タイムピーシズ & ジュエリー日本音楽基金」が支援する奨学生が、8月31日に行われた「サッポロ・シティ・ジャズ」に出演。「ノースジャムセッション」のオープニングアクトを務めた。
同基金は「グッチ タイムピーシズ & ジュエリー」が、全米レコード芸術アカデミーとのパートナーシップにより13年に設立。日本の国立音楽大学の在学生に、奨学金や国際交換留学プログラムへの参加機会を提供するなどのサポートをしている。
今年はドラムスの北井誉人とピアノの鈴木瑤子が奨学生に選ばれた。2人は7月にロサンゼルスで開催されたグラミーキャンプに参加し、著名なアーティスト達によるマスタークラスを受講しながら作曲に励んだ。他にもレコーディングスタジオの訪問やワークショプへ参加し、世界中から集まった若手音楽家たちと共に貴重な時間を過ごした。
サッポロ・シティ・ジャズは、国内外で活躍するアーティストが出演するジャズフェスティバルで、ノースジャムセッションはそのプログラムの一つ。グラミー賞14回の受賞経歴を持つアメリカ・ジャズ界の巨匠ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)が出演した。公演の前日には同氏によるマスタークラスが開かれ、2人は昨年度の奨学生である中山拓海(アルトサックス)、石川紅奈(ウッドベース)、梅垣順(テナーサックス)と共にレッスンを受けてからステージでの演奏に臨んだ。
5人は当日、約4,000席の野外ステージでセッションを披露。イベントのオープニングを若さと才気にあふれるフリースタイルのパフォーマンスで盛り上げた。
グッチ タイムピーシズ & ジュエリーは、今後もこの基金を通じて若手音楽家達の成長を支援し続けて行く。