ニール・バレットは1965年イギリス生まれ。ミラノファッションウイークで発表している「ニール・バレット(Neil Barrett)」の他、三陽商会とのセカンドライン「ブラックバレット・バイ・ニール・バレット(BlackBarrett By Neil Barrett)」も手掛けている。
代々テーラーを営む家系に生まれ、ロンドンの名門ファッションスクールであるセントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート卒業後、グッチ、プラダにて経験を積む。1999年自身のレーベルをスタート。
そのデザインはテーラリングをベースにミリタリーやスポーツなどのテイストや異素材などの対照的な要素をミックスするのが特徴。レザーにも定評があり、バッファローレザーを用いたブルゾンが代表的なアイテム。
2008年には東京・青山に路面店をオープン。内装を新国立競技場コンペで優勝した世界的建築家、ザハ・ハディド(Zaha Hadid)が手掛けている。彫刻ともディスプレイとも覚束ない、流線的な人工大理石による2枚のパーティションが空間を占領している。 その後、ニールのショップデザインはすべてザハが担当している。