東京・代官山の「ヴィアバスストップ・ミュージアム(VIA BUS STOP MUSEUM)」では、フランスのインテリア雑貨ブランド「イブリッド(IBRIDE)」によるスペシャルディスプレイを行っている。展示は5月末まで。
ディスプレイはデザイナー自らがコーディネート。開口が大きい同店のアイキャッチとなるように、赤い動物型の本棚がディスプレイされている。エントランスにはガラス壁を突き破って飛び掛かるように、全高約2mの熊の本棚「フューリアス・ジョー(FURIOUS JOE)」がそびえる。1階中央階段横には宙を舞っている様に食器「フライング・ユアン(FLYING YUAN)」を展示。また地下階への壁面を猫が主人公の肖像画を描いたプレート「ヴィスコンティ(VISCONTI)」が覆う。各ディスプレイは購入可能だ。
イブリッドはアートディレクターの設計士レイチェル・コンバース(Rachel Convers)、デザイナーの建築士ブノワ・コンバース(Benoit Convers )、エディターでビジネスマネージャーのカリネ・ジャンナ(Carine Jannin)という異業種3人が作り出す雑貨ブランド。2009年にミラノ、 パリで動物の家具シリーズを発表し、一躍注目を集めた。オリジナル商品以外にも他企業とのコラボレートを数多く行い、2010年には ケンゾー(Kenzo) の香水ボックスのデザインを手掛けている。