H&M関西旗艦店オープン、戎橋2号店は6月モンキ、ウィークデイに。スポーツライン、パリコレラインなど新施策目白押し

2013.04.12

H&Mの関西旗艦店である「H&M心斎橋」が4月13日、オープンする。地下1階から地上4階までの5層構造で、この店舗では大阪初となるキッズラインが170cmサイズまでトータルにそろう他、ランジェリーとマタニティーラインをこれまでよりも広い面積で展開する。

11日に行われた内覧会では、ジャパン社のクリスティン・エドマン社長が様々な新施策を発表した。まず、来春からメンズ・レディース・キッズで高機能なスポーツラインの発売があるが、現時点では未定の部分が多いため、詳細は今後の発表を待つこととなる。また今年2月に初参加したパリコレクション出展商品「パリコレクションライン」を9月5日から特定店舗で販売を開始することが決定している。取り扱い店舗についてはこちらも未定。

今回の心斎橋店オープンによって閉店した近隣の「戎橋2号店」跡地には、H&Mグループが展開するブランド「モンキ」「ウィークデイ」が6月1日にオープンすることが発表された。モンキは日本初上陸、ウィークデイはアジア初上陸だ。

H&Mは4月にこの心斎橋店の他、18日に「神戸ハーバーランドウミエ(umie)店」、19日に「梅田店」と立て続けに関西に出店する。また秋には中国地方初出店となる広島店を出店することを発表した。エドマン社長は今後の出店計画について「全国の主要都市には出店したい。しかし都心には限りがあるので、郊外型ショッピングセンターへの出店を拡大する」という。また新しい出店場所として「メンズやレディース、雑貨などの特定ラインだけを抽出した小型店・中型店を駅ビルや空港へ出店する」可能性も示唆した。
ファッションライター南充浩
  • H&Mジャパン社のクリスティン・エドマン社長
  • 170cmサイズまでそろえたキッズライン
  • マタニティーコーナー
  • メンズフロア
  • ランジェリーコーナー
  • ウィメンズのトレンドラインのディスプレイ
  • H&M心斎橋外観
  • H&M戎橋店、左が2号店
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